茶の湯のきほん〜知っておくと便利な言葉編〜

執筆者 | 22/01/21 (金) | コラム

はい!こんにちは!キャシーです。

今回は、お茶の基本事項をまとめてみます!

専門用語とまでは言わないものの、日常の使い方とは少し異なる言葉が茶の湯の世界にはあります。

お点前とともに覚えておかれると良いかと思います。

お茶のいただき方は二種類ある

薄茶・・・さらりとした味わいのとてもいただきやく親しみやすいお茶。一般に甘味処などで振る舞われるのは、この薄茶であることが多い。一人分づつ振る舞われる。

濃茶・・・上質なお抹茶をたっぷりと使ったお茶。薄茶とは異なり、数人分を練り回し飲みするのが通例。

点てると練る

点(た)てる・・・薄茶を作ることは、「たてる」という。

練(ね)る・・・濃茶を作ることは、「ねる」という。点てるとは言わない。

お茶を差し上げる

茶の湯で「お茶を差し上げる」といえば、濃茶のことを表す。そもそも茶事(正式な茶会)は濃茶をいただくためのもので、濃茶が重要な意味を持っている。

薄茶点前は、茶事の締め括りとして行われる。

ただし、”薄茶点前こそが、茶の湯の点前のすべての基本であり、お茶の稽古は「薄茶に始まり、薄茶に終わる」と言われるほど”(””内は下記参考文献を引用)。

取り急ぎこれだけ。

ではまた・:*+.(( °ω° ))/.:+

*参考文献*

「新版 はじめての茶湯」表千家家元 猶有斎千宗左 主婦の友社

執筆者 | 22/01/21 (金) | コラム


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