2006年、大学卒業後に入社した会社を退職することにした。
一部上場、単体で社員数5,000人以上の大企業だ。
まあ悪い会社ではないとは思う。
でも自分にとってはもう居られない会社だった。
理由は、いろいろあるが、一番は縛りがきつすぎることだ。
顧客・社内政治・ルールなど過去からの縛りがきつすぎて身動きが取れない状態になり、不合理を押し付けられ自由を制限されることが我慢ならなかった。
自分はどうやら、かなり自由に生きたい人間らしい。
なので転職先は小さめの会社で、これからいろいろ作り上げていくことになる。
正直、めちゃくちゃ大変だと思うし、リスクもある。思うような成果を上げることもできないかもしれない。
でも、自分の努力によって変えていけると思う。自分にとってはその自由が重要だ。
この転職が正解だったかどうかはわからない。
でも、どっかの誰かが言ってるように「選択を正解にしていく」ための努力を続ければいいと思う。
自分の人生を振り返り、今まで結構大きな決断をしてきた。
中学受験・大学・結婚・就職・離婚・再婚・引っ越し・引っ越し・転職
ほかの人から見ると無茶な選択や非合理な選択をしているように見えるかもしれないが、これまでの選択はその時々の「ベスト」だったと確信している。
今までの人生・選択に後悔はないかという話で、正直、あの時こうしてれば、とか、もっと早くやっておけば、と思うことはある。
ただそれを思って何になる?時間が巻き戻ることはないから考えるだけ無駄だ。
それより、5年後10年度ではなく今気づけたことがよかったのだ。
今から変えていこう。
少し話は変わるが、僕は結果論が嫌いだ。
「こうしとけばよかったね」と言われるとイラっとくる。
そりゃ、終わってからなら何とでもいえる。問題点や正しい選択も分かる。でもそれが何になる?
言うなら、「次はこうしよう」だろう。
過去にフォーカスしても何の意味もない。大事なのはその経験を経て次どうしていくか、だ。
結果的に失敗したとしても、その時の「ベスト」を選択していればいいと思う。
「ベスト」とは、その時自分が持ってる材料での最善の選択だと考えている。
「次こうしよう」は、材料を増やすということだ。そうすることでよりよい「ベスト」の選択ができるようになる。
今回の転職は今の自分の「ベスト」だし、これからも「ベスト」の選択を続けていく。
と、言い切らないと不安でしょうがない、という心の弱い人間の駄文にお付き合いいただきありがとうございました。
あ~「ベスト」がゲシュタルト崩壊した・・・