シャカリキ(1000/10000)
・模写について
①本格的に模写する前に、描く場所と範囲を決め、アタリを描く。
描く場所と範囲は大まかで良い。アタリは人によってどの程度描くかはそれぞれ。アタリだけで模写の半分以上終わってる場合が良いんだという人もいれば、動きだけ分かる程度に留め、模写では、そのアタリも薄く消しちゃう方が良い人もいる。今のところ、私はどちらかというと後者だと思う。
②自分が描いていてテンションが上がる部分(私だと猫や女性の顔)から描くのは悪くはないが、やはりアタリで良い配置となっているか見極めた上で、模写するのが正しいと思ってる。
人によって描いていて楽しい部分は違う。僕の場合、猫や女性の顔、そして最後に陰影を入れる作業など。それを“ある程度“先に模写できていると、その先を描いていこうというモチベーションになる。ただ、詳細を描き過ぎて、結局全体のバランスが崩れると、せっかく綺麗に描けた部分を消すか(デジタルだと移動、変形できるが、意外とこれもストレスがある)しないといけなくなる場合がある。そうするとモチベーションが下がってしまう。
③絵を描き進めていって、どう直したらいいか分からないか、または直すことが大変な作業となってしまった場合は思い切って全消しする勇気も必要。
全消しする前に、ある程度1番まずかった部分を認識してからの方が良いのかなとの考えに至った。自分に対する怒りで、何も考えず全消ししちゃうこともあったけど、結局同じようなところで躓くこともあったので、そこは冷静に振り返る余裕を持ちたいなと思う。
④デジタル絵を描く上での良さ。切った部分を移動したり、拡大&縮小、変形など自由自在にできるが、全体のバランスを見逃しがちになってしまう。
これは人それぞれだが、私は特にそうなってしまうかなと思う。結局、すぐに自分が好きで得意な部分だけを先に詳細に描いて、全体のバランス的に合わなくなることにある。
⑤背景について。透視遠近法について少しづつ勉強している段階。スクエアなバスや列車などは描きやすいので(あと不思議なのは海を描くのは得意というか好き)得意なところから伸ばしていきたいと思っている。
・自描きについて
①…正直、まだ自描きで自分なりの理解したことを言語化する段階まで至っていない。今年元旦から描き始めたエッセイ4コマでは、自描き部分を恐る恐る入れるようにしている。模写で学んだことやテクニカルな部分も少しづつ反映していきたいと思う。
・自分の得意部分&萌ランキング
人それぞれに描く上で得意な部分は違う。また描いていてテンション上がってモチベーションを失わずに描けるかも違う。非常に細かい部分を書いているが、これこそ重要な要素だと思う。絵を描く上で、どうしても苦手な部分を描く必要が出てくる。食事で『好きなものを最後に残しておく』というのがあるが、絵に関しては当てはまらないと思う。ちょっと好きな部分をかじっておいて、そこでモチベーション上げて苦手な部分に取り掛かる…今はその方が良い気がしている。違うかもだけどw
⓪陰影。
①動物(特に猫)の絵。女性の頭(正面と右向き、左向きは若干苦手)。バスや電車、汽車。海。
②男性の頭(正面と右向き、左向きは若干苦手)、建物(曲線があまりない簡単なもの)
③男女のバストアップ、男女の全身(立姿以外はまだ苦手)、建物(透視遠近法的にある程度簡単に描けるもの)
④自然物(海以外)
⓪の陰影に関しては自分の中では不動。上手く描けているとかの基準ではなく、ただ好き。自分の1番萌の部分なのだと思う。この1000時間、絵や漫画の練習をしてきて改めて思ったのが『私は絵を描くより、線を描くのが好きなのだ』ということ。これはきっと変わらない。
・最後に
取り止めもないコラム(?)となってしまったが、私は『10000時間の法則の証明実験』をしていて、今回やっと1000時間となって、自分の頭の中で整理したいという気持ちから書かせて頂いた。2000時間になったら同じように整理したいとまた思うのではと今はそう感がているが、約束はできない。でもさらに上手くて感動できるものを作ることは約束したいと思ってる。
ではまた(^^)