こんにちは
世の中、How To本ばかり溢れてるって思いませんか?
そんなことを書いている私の本棚も How To本が多くあります。
でも目を通してないものも…あったりします。
それは、助かった。であっても、心がかさかさする気がして、私の本棚はいつの間にかキラキラしたものではなくなっていました。
本の定義はそれぞれだと思うのですが、私は、心を豊かにするものだと思っていますし、本に『快』を私は求めています。
その最たるものが私は、詩集だと思うのですが、最近の本屋さんはそんなに詩集…しかも沢山の名著が載っているものが少ないと思います。
俳句や短歌も素晴らしいのですが、ルールや法則があり、心から最初から楽しむには少し厄介です。
少しの合間に、スマホを取り出し、他者の動向をチェックするのもよいのですが、私は、詩集を取り出し、一つ読んでみるのもいい息抜きになると思っています。詩集は誰でも、楽しめる、作者が言葉をできるだけそぎ落とした小さな宇宙だと私は思うので。
だまされたと思って、詩集をできれば厳選された良作のモノを一冊買ってみることをお勧めします。
そして、詩集を、手元に置いておいて、時折、めくるごとに、あなたは気づくことがあると思います。
自分の今の環境や状況によって、心に響くもの違うことに。
実は沢山の良い詩を読むことは、心理学や瞑想でいう内観法というものと少し似ていると私は思っています。
前は気にならなかったけど、今この詩が気になる。
何度も読んでみる、声に出してみる
書き出してみる
そうすることで、あなたの心と詩が共鳴し、あなたの中になにかが沸き起こり自分の内面に気づき、もやもやだったりなんらかを昇華できるのではないかなと思っています。
でも良い詩集って?どれを選べばいいの?そんなことを思う人が大半だと思うので、私の手元にある、これこそ詩のおいしいとこどりという詩集を紹介したいと思います。
童話社がだしている『ポケット詩集』Ⅰ~Ⅲです。
近代日本文学、国語の教科書に出てきた名前だけ知ってるって人や谷川俊太郎さんくらいまでの詩が載っています。
忙しい現代人、だからこそ、詩を読むことをおすすめします。
ではまた。