こんにちは、山角直史(かどっち)です。
2020年7月入会、現在Wolx所属です。
今回は私の思いと、配信のお知らせをさせていただければと思い、初めて投稿します。
みなさんは、福祉といえばどのようなイメージをお持ちでしょうか?
高齢化対策、少子化対策や障がい者支援と答える方が多いかも知れません。
YouTube大学でも扱われた年金や、不正が問題になった生活保護などを思い浮かべる人もいるでしょうか。
私がPROGRESSで福祉を伝えたいと思うのは、福祉は面白くて楽しいし、素敵なものだということを、皆さんとシェアしたいからです。
少し私自身の話をさせてください。
高校生で受験に落ちた私は、第一志望を目指して浪人生活を送りました。
予備校には通っていましたが、友達は作らず孤独な日々を送っていました。
話すのは母親だけ、閉塞した家族関係はどんどん悪化しました。
結局第一志望の大学には行けず、別の大学に通うことになりました。
そこで「不本意にも」出会ったのが、福祉です。
どんな人間でも生きていていい、幸せを目指してもいい、ということ。
どんな苦しい状況でも、楽しんで生きていい、ということ。
孤独な浪人生活を経た私は、福祉こそが自分の”居場所”だと感じました。
そこからは福祉の勉強に打ち込み、社会福祉士という資格をとったり、福祉関連の仕事をし、今は大学院で福祉の研究をしています。
さて、PROGRESSはオンラインの”居場所”です。
皆さんにとっても、家族や職場に次ぐ”居場所”の一つになっているのではないでしょうか。
私もマイペースに楽しんでいますが、時折、オンラインサロンに参加できない人もいるよな、と思い出します。
PROGRESSという”居場所”と福祉は、きっと接合点があるはずーーーそう思い福祉について発信したいと思いつつ、一人では動けずにいました。
そんな時に出会ったのが、矢辺彩香さん(やべっち)です。
やべっちとは読書会部で知り合い、やべっちの仕事が私の前職と同業ということもあり、福祉について発信する番組をやらないかと、すっかり意気投合しました。
もどかしい思いをしていた私にとって、やべっちとの出会いは本当に嬉しい出会いでした。
2月末から「エッセンシャルワーカーズ!」と題した配信を始め、福祉やそこで働く方々、スキルなどを紹介してきました。
次回はいよいよ高齢者、特に認知症と支える人をテーマにしています。
オンラインでの”居場所”につながらない人々はたくさんいますが、例えば高齢者にとっては参加のハードルが高いですよね。
高齢者も「おひとりさま」化が進んでいますが、特に認知症の方々には、居場所への参加はより難しくなります。
ただ、認知症の方々にとっても”居場所”は確かにあります。
それは“居場所”を支える人々によって、福祉施設が”居場所”となっているからです。
代表的なものは、やはり介護職ではないでしょうか。
PROGRESSメンバーには、介護の仕事をされている方々もたくさんいらっしゃいます。
次回の「エッセンシャルワーカーズ!」配信では、認知症対応のグループホームで働く水島淳生さんをお迎えします。
介護の仕事の楽しいこと・辛いこと・嬉しかったこと・悲しかったこと、水島さんの体験を通じた思いを聴きます。
先日水島さんと打ち合わせをしましたが、介護現場ならではのびっくりエピソードもあり、そこでの水島さんが感じた思いも、必見です。
実は水島さんはEDM作曲家でもあり、「エッセンシャルワーカーズ!」の配信がまだ1回の段階で、テーマ曲をご提供くださいました(しかも2曲も!)。
私とやべっちにとっては大恩人である水島さんとお話できること、本当に楽しみにしています。
本日3/25(木)21:00より、PROGRESS TVでお目にかかれればと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。