いい提案のコツは、”検討力”かも。

執筆者 | 22/08/16 (火) | コラム

 

いい提案ってなんだろう?

こんにちは、リョウヘイです。

PROGRESSでは毎日いろんな企画が動いていて楽しいですよね。本体の企画もあれば、クラスや部活で進めている企画もたくさんあります。それこそが醍醐味と言ってもいいくらい。

そんなPROGRESSにいる僕たちにとって、重要なのが「提案力」です。良い提案ができれば、PROGRESSをもっと積極的に楽しめるんじゃないかと思うんです。

そこで今日は、「いい提案ってなんだろう?」というテーマで考えてみたいと思います。

いい提案にはコツがあった

PROGRESSに入って、僕はいろんな立場から提案を目にする機会がありました。

自分でリーダーに提案したこともありますし、自分がリーダーの立場になって提案を受ける経験もしました。リーダーとかは立てずに、チームみんなで提案しあって進めたこともありました。

その中で気づいたのは、いい提案もあれば、そうじゃないモノもあることです。

「面白い提案なのに通らなかった」
「提案が通って動き出したのに、いつの間にかプロジェクトが止まってしまった」
これは残念なパターンです。

逆に、
「この提案は、予想以上の形になった」
「あの人の提案はいつも通る」
「あの人の提案だと皆がスムーズに動き出す」
そんな風に上手くいったパターンもありました。

ではいい提案の共通点とは何だったのか?
結論を言います。それは「検討力」だと思いました。

「検討力」は「発想力」より大事

いい提案の条件を考えたとき、今まで僕は「発想力」が大事なんだと思っていました。

誰も思いつかないような斬新なアイディアを思いつける人が提案力のある人。そんなイメージです。

ですが、それは僕の勘違い。皆が楽しむための提案は、必ずしも画期的なアイディアである必要はなかったんです。

そこで重要になるのが「検討力」。これが発想力よりも大事だった。

例えば、みんなで盛り上がろうとしたときに、

「お花見をしよう」

と言うのは一つの提案ですよね。ですが、実際に実施するまでには、結構たくさんの「検討」をしないといけません。

・誰を呼ぶか?
・場所はどこにするか?
・雨が降ったらどうするか?
・今年の開花時期はいつ頃か?
・どんな種類の桜を見に行くか?

ただ「お花見しよう」とだけ提案した場合、こういった項目を検討するのは相手の仕事になります。良かれと思って提案したつもりが、相手に負担をかけてしまうこともありえます。だからこそ、予め検討をした上で提案するのがコツなんだと気づいたんです。

同じお花見でも、こんな提案だったらどうでしょう。

「テラス席でお花見が出来るレストランがあるんですが、みんなで行きませんか?今週中なら8名までで予約が取れそうです。屋根もあるので雨が降っても一応大丈夫です。」

場所や人数が決まってますし、人数規模が分かればどんな人を誘えばいいかもイメージしやすいですよね。これなら相手も提案を採用しやすいし、すぐにでもお花見が開催されそうな気がしませんか?

さらに、基本の検討項目は前もってクリアした状態なので、提案を受けたリーダーは「じゃあお花見でやる出し物も考えよう」ともう一歩次のアイディアを考えてくれるかもしれません。

僕が今までに見てきた中で、いい提案ってこんなパターンだった気がします。

重要なのは、企画を形にするのは結構大変で、たくさんの検討項目をクリアする必要があると知っておくこと。だからこそ、少しでも多くの項目をクリアした状態にして、やさしく相手にボールを投げるように提案する。それが良い提案のコツだと思いました。

提案は、皆で楽しむための最高の武器

良い提案ができれば、相手にも喜ばれるし自分のしたいことも実現しやすくなります。周りから信頼されたり、みんなを巻き込んで楽しませることも出来る。

これってPROGRESSを味わい尽くす上で、最強の武器だと思うんです!しかもこのスキルは、事前の準備と練習で誰でも磨くことが出来る。

もっと良い提案を出来るようになりたいな、そんな風に思った話しでした!


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