過剰な奴しか成功しない

スマホの画面から流れる言葉に強烈に惹かれて2019年の12月に入学した。

20代から30代になるタイミングで、はっきりと言葉にできない不安を持って日々を過ごしていたと思う。

画面には何度もブレイクをして、今まさにYouTubeでも成功を収めている中田敦彦の姿。

「この人をもっと近くで見たい。」

そんな風にprogressとわたしの日々が始まった。

入学してからは本当に刺激的で、YouTube大学とは違う姿で毎日祭りがしたいと大声で騒いでいる男の姿。

どんどん中田敦彦という人間に惹かれて、この人を応援したいという気持ちが強くなる。いつしかチャンネル登録者やprogressの会員が増えていくことを一緒に楽しんだ。

一方でメンバーに対しては全く違う感情を抱いていた。活躍する人を見て羨ましいと感じていたのである。

やりたいことや目標に向かってチャレンジするメンバー。

自分の才能を活かして貢献しているメンバー。

「自分ももっと注目されたい。」

そんな中で語った目標が「人気者になりたい」であった。

しかし、どんなに注目されてもメンバーから声をかけられても、その気持ちが満たされることはなかった。

モヤモヤした気持ちを抱きながら活動していくうちに、自分の中でも少しずつ変化が訪れる。

メンバーの活動を応援したり、一緒に企画を進めていくうちに感謝されることがあったのだ。

誰かにありがとうと言ってもらえることがすごく嬉しかった。

複数のメンバーに「すごい」や「よく見てます」と言われるよりも、たった一人でも「ありがとう」と言ってもらえることが何よりも嬉しく感じた。

この変化を与えてくれたのは間違いなく周りにいるメンバーや友人、そしてprogressである。

もし入学していなければこんな風に考えることは出来ていなかったかもしれない。

これが僕にとってのprogressとわたしです。


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