progressとわたし

執筆者 | 22/11/15 (火) | コラムコンテスト

その日は突然やってきた。

 

出会い頭の事故のように、いきなり沼に落ちたのだ。

本当に、驚くほど、「スコン」と。

沼の名前は、中田敦彦。忘れもしない2019年6月22日のことだ。

 

まずはUNITEDに入国。

アーカイブ視聴やライブ配信で、時に笑い、時にキュンし、時に震えあがりながら、すみっこで静かに見守っていた。

そして翌年の4月。気づけばすっかり仕上がった状態で、PROGRESSの校門をくぐった。そう、黒ずくめの幸福洗脳集団による伝説の1stCMを、脳内で鬼リピしながら。

 

その時のアイコンイズムは「Youtubeは血の色」。つまり血まみれへルメット状態だ。

いま思うと、とんだイキリちらかし野郎である。

 

陽キャたちが集う弱肉強食マッチョコミュニティだと思っていたPGは、予想に反して、皆さんとってもフレンドリーで優しかった。

体中から力が抜けた。安堵するとともに、恩送りをしなければならないと決意したのは入会してすぐのことだった。

 

そうして出来たばかりのビギナークラスで、朝は6時から夜中は2時まで、のべつまくなしに新入生に歓迎コメントをしまくったワケだ。血まみれへルメッ子の、このわたしが。

コメントされた新入生さんも怖かったろうが、上級生さんや運営さんも怖かったに違いない。全方向に恐怖を巻き散らしたこと、あらためてここでお詫びをしたいと思う。

しかし目の前のことに集中しがちなわたしは、そんな周囲の状況などまったく見えていなかった。「Youtubeは血の色」という教典に従い、ひたすらコメントしまくっていたワケだが、PG内では静かに噂になっていたようだった。

何故なら、5月のZOOM交流会で部屋に入るたびに、「あのコメントの人!」と声をかけられたからだ。

 

その後、今は無きパフで「あっちゃん情報&HR一覧表を作る!」と高らかに宣言し、“狂気のファン活”期に突入。1ミリもブレることなく、現在に至る。

 

途中の波乱万丈でエモいアレコレ(当社比)は、また別の物語。いつか機会があれば、語りたいと思う。


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