progressとわたし

執筆者 | 22/11/17 (木) | コラムコンテスト

どうしてprogressに入ったんですか。」

「友達が欲しくて、入りました。」

「それは、とても良いですね。すぐに出来ると思いますよ!」

1年ほど前、当時HR終わりにあったお話タイムでの会話です。
入学から約2ヶ月で、震えながら手を挙げるボタンを押せたのは、かけがえのない仲間たちに支えられていたからでした。

 

私は母子家庭で育ち、高校を中退後に鍼灸の専門学校へ進みます。そして国家試験を受けるその年に、母は出ていきました。
そこからはひとり一心不乱に働くものの、挫折して夢を諦め別の業種へ転職。
結婚し子宝にも恵まれ、幸せを掴みました。
しかしそれは、何かポッカリと胸に穴があいているかの様な空虚なシアワセでした。

そんなときにYouTube大学に出会います。
知識欲がどんどん満たされてゆき、中田さんの八面六臂の活躍が眩しく、その変遷と生き様に、強烈な憧れを抱きました。

「次は、あなただ。」

何かが変えられるかもしれない。そんな期待を胸に、禁煙を始め、食事を減らし、気概を示して愈々と入学を決意します。

そこから人生は一変する。

激動の日々。目まぐるしい変化に心揺さぶられる。
そんな暖かくも激しい混沌の坩堝で、中田さんへの理解を深めようとHRまとめを毎日廊下に発信し始めたことで、たくさんの反応をいただき交流が広がりました。
後に第二期の発掘メンバーにも選んで頂き、楽しく貴重な経験もさせて頂きます。

 

まるで、失った青春を取り戻すかのような日々。
そうして気がつけば、喜びも悲しみも共有する家族のような仲間たちができた。

もちろん人が集まれば衝突したり、激しい怒りに落ち込んだり、嫉妬に駆られ、過ちを悔やみ、自己嫌悪に陥ったりすることもあります。

しかし、何度だって挑戦できる。
心から話せる人たちが、心許せる仲間たちが、こんなにもいるのだから。

ひとりじゃない。

励まし合って生きていく。
大好きなこの居場所で、あっちゃんと、みんなと。


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