progressと私

執筆者 | 22/11/17 (木) | コラムコンテスト

医師として忙しく過ごす日々、家族ができ、いつしか自分の時間は少なくなっていた。

やっと少し余裕ができた頃に出会ったのがYouTube大学だった。夢中になって動画をみて、気づいたらトークch.の更新を楽しみにしている自分がいて、「ここまできてどうしてまだ入らないの?」という中田さんの言葉に射抜かれてpgのドアを開いた。

そこは、今まで狭い世界にいた自分には衝撃的な光景だった。

漫画キングダムに例えると、天下統一を謳う大将軍のもとに5000人の精鋭が集まり、部隊長が将軍クラスの強者ばかりで、、、とにかく1人1人が輝いてみえた。一歩兵の自分は面を喰らっていた。

それからは、学ぶって楽しい、を体感する日々。

中田さん名言の中でも大好きなのは、「人生には無駄はない、最後に泣くほど喜べるのは本当に頑張った人だけだ」という言葉。

自分が医学部に入る前、働きながら自宅浪人をしていた頃、もしこの言葉を聞いていたら、どんなに勇気づけられたことだろう。何者にもなれず、周りに置いていかれてもがき苦しんでいた自分にとって、涙して心の支えにしていたことと思う。

4年かけてようやく入れた大学で新しい事に挑戦したいとはじめたのがストリートダンスだった。大学生活はダンス部と共にあった。ただ、卒業してしばらくは後輩のイベントに出たりはしたが最近は踊ることもなく日常を過ごしていた。

 

そんな時だ。pgの軍勢の前に面を喰らっていた自分に熱い火の玉が乗り移ってきたのを感じた。

「あっちゃんと、みんなと一緒に踊りたい!!」

蓋をされて押し込められていた欲望が開放されたことを感じた、自分でもこんなに踊りたかったのかと驚くほどに。

今、この瞬間も夢に向かってprogressしている。そして、同じく夢見る仲間たちを応援したいと思える。そんな素晴らしい、この空間を創っているすべての人に、心からの感謝を表明したい。いつもの締めの言葉と共に。

みんなー!大好きーーー!!


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