progressとわたし ~これからもよろしくね~

執筆者 | 22/11/19 (土) | コラムコンテスト

「燃え尽きた・・・」

2021年10月、私のひとつの戦いが終わった。

 

半年間に渡り行われる中小企業の事業創生勉強会に自社から推薦され、

社長達の中にひとり混ざった平社員。それが私。

半年の勉強の果てには優秀賞が選出される。

 

平坦な日常を過ごしていた私に突然訪れたオリンピック。

勉強会もプレゼン作成も、遮二無二に頑張った。

 

最終成果プレゼンは、その社長達が肩を叩きに来るほど大いにウケた。

しかし、優秀賞は貰えなかった。

やはり社長達の集い、現実は甘くない。

 

戦いが終わったとき、私の心の中にポッカリと穴が開いた。

完全に何かを失っていた。

 

あの戦いの日々に感じていたものは何だろう?

 

―そうだ。【日々を共に並んで歩く仲間の存在】だ。

僕には【魂を持った仲間】が必要だ。それに気付いた。

 

でも勉強会はもう終わり、社長達は解散している。

どこに仲間がいるのか?

 

そんな時、いつも聴いていたYouTube大学の再生が終わりかけ、こう告げる。

「互いに夢を応援し合う仲間達との出会い。PROGRESS」

 

これだ!

火の玉を持つ中田さんの下へ、そして新たな仲間に出会うため、

私は迷わず入会した。

しかし時を同じくして、私には試練と転機が訪れた。

新規事業のダブルヘッダー担当。擦り切れていく精神。社長との論争。

折れた心。そして、退職。

 

心に傷を負ったまま飛び出した転職の海原。

独り、いかだに乗った心境の私。こんな私がどこかに辿り着けるのだろうか?

 

「熱いじゃないですか!」

ん?声が聞こえてくる。

 

「辛かったですよね分かります!」

「応援してます!」

「ノブショーさんならゼッタイ上手くいきますよ!」

 

PROGRESSの仲間たちがエールを送ってくれていた。

いつ以来だろう。本気で泣いた。私はもう独りじゃなかった。

 

仲間のおかげで転職は完了し、課題はこれからも続くが、僕は歩き続ける。

仲間と共に。そして仲間へ恩返しできるように。

 

これからもよろしくね。PROGRESS。


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