「とにかく俺の話を聞いてくれ!」
PGに入学した翌日のHR、私はただただ圧倒されていた。
画面越しでも伝わる熱がそこにあった。
現状、育児仕事に翻弄される日々を必死に生きるのに精一杯でPGにコミットはできない。けれど私はそれから2年半1日も休むことなくHRを聞き続けていて、時には一日に2-3回おかわりすることもある。
なぜ私はこんなに中田敦彦の言葉から耳が離せないのだろうと、ずっと考えてきた。推し活とは無縁の人生だったのに。
日々止まることなく溢れ出る言葉や思考、葛藤に最初は戸惑うこともあったけれど、それは徐々に日々の生活に欠かせないものになった。そこに賛否はなく、ひたすら「なるほどー」とか「そうくるかあ」とか「えー次はどうなるんだろう?」と、あたかもとても魅力的な大河ドラマにのめり込むかのようで。
私は「中田敦彦」という壮大且つ、とてつもなく面白いストーリーを追い続けることに夢中になってしまったのだと思う。ラストも過程もまだ誰も何も分からない、続きがどうなるのか待ち遠しく飽きることがない。
そして物語の節々から紡ぎだされる言葉は確実に私の中に留まり、折につけ励ましてくれている。不思議な力。
中田敦彦の物語と同世代として生きることができることに心から感謝している。一緒に歳をとれることが本当に幸せだ思う。
たくさんの偉業を成し遂げて厳冬に差し掛かる頃には「老い」や「死」についてもきっと触れていくのだろう。その時一体何を見ているんだろう、何にせよ私はその言葉に納得し救われるのだと思う。
そして自分自身、このストーリーに関われる日がいつか来るかもしれない。来ないかもしれない(可能性が高い…)でも、PGに出会えたことは私の人生においてとても幸福でラッキーなことは間違いなく。PGで皆で共有できることがとても嬉しい。
「中田敦彦はまだまだこんなものじゃない」