「死にたい」「消えたい」
寄せられる、心の声。
私は保健師。
いのちのSOSに向き合い、その人のもとへ駆けつけます。
病気、子育て、障害、介護、貧困、虐待、DV、ゴミ屋敷、ひきこもり、孤独。
生きづらさを抱えた人たち。
元々大変だった状況が、コロナ禍でさらに深刻になっていました。
つながりの断絶、失業、休校、福祉サービスの停止は、ストレスを高め、人々を追い詰めていました。
感情労働。
保健師とはいえ「死にたい」という思いを受け止めることは容易ではありません。
信頼関係が結べないことや、解決の糸口が見出せないこともあります。
うつになり仕事を休むスタッフが相次ぎました。残るスタッフに負担が重くのしかかります。
・・・もう限界。
それでも現場に走らなければなりません。
家庭でも、感染対策のため、家族と生活を分離しなければならないことが増えました。
家にいながら、ひとりぼっち。
何気ない会話で笑う日常が消えました。
涙が溢れました。
そんな時、私を支えてくれたのがprogressでした 。
仕事の帰り道、すぐさまHRをアーカイブ。
あっちゃんの火の玉は、私に明日も戦場に向かう勇気をくれました。
「まだやれることはある」
「強くて優しい人になる」
「みんな大好き」
挫けそうになったらpg-ismを心の中で呟きました。
マスクを外して笑いあえる、メンバーとのzoom交流。
「あっちゃん大好き」で繋る連帯感。
pgの優しく温かい文化が、私を癒し、励ましてくれました。
相手を好きになる。
いいところが必ずある。
その人のやりたいことを応援する。
気づいたら、家庭でも、職場でも、いのちの現場でも、以前よりいいサポーターになれている私がいました。
ありがとう、progress。
「人は何者にでもなれる、いつからでも」
これからもあっちゃんの火の玉をもらいにいきます。
そのパワーを源に、困難を抱える人の人生に小さな光を灯せる存在になれるよう、一歩ずつ前に進んでいきます。