2042年某日、HRで唐突に「プログレスは解散」が宣言された。
最近は、まったり孫の話も面白かったのに、、
古参メンバーバッジを持って久しい自分の入会はいつだったか
そう2021年、流行病に家族と命と時間以外根こそぎ奪われ、さてどうしたものか、と途方に暮れていた時!
手に余る時間のひと時を、巷で話題のオンラインサロンなるもので使ってみようと足を踏み入れたんだっけ。
圧倒的な熱量を誇り、容赦ない輻射熱の波に呑まれまいと踠きながらも抗うことなく泳いでいた頃が懐かしい。
還暦を迎えてもなお張りのあるあっちゃんの声、家の何処にいてもついてくる音声システムを不思議とも思わなくなった今日(こんにち)
思い出すのは、進化進歩党の発足、党首中田敦彦の誕生であろう。
NHKをぶっ壊す立花氏でさえ許されなかったデストロイヤーの称号を付与され、世はあっちゃんをゴージャス松野ならぬデストロイヤー中田と呼んだ。
破壊後は切り戻しあとの草木のように豊満に花や実が付いたことは言うまでもない。
脱皮を繰り返しながら成熟したコミニティーは国をも刺激した。
学生、結婚、育児、パートさん、孫世話、親の看病介護と幾多のステージを渡り歩いてきた我が人生の最終はここ!と思っていたが、思いの外長く生きてしまったのだろうか。
臨終の時をデザインできないことが生きる者の最大の苦しみかもしれない。
父は「あーー」と渾身の力で無念を叫んで息を引き取った。
もっと、もっともっとずっと話していたかったね。
それにしても、やはり解散は寂しい。
こんな日は🎧ブイノスアイレスの冬♪を聴こう。
ところがまるでこの曲のコーダに合わせたテイで
前言撤回「プログレスフォーエヴァー」が告知された。
というところで目が覚めた。
時はまだ2022年11月末、なんだか20年得した?は勘違いも甚だしいかもしれないが
がんばれみんな!がんばれ、私!