「中途半端にやるなら、Progressなんてやめちゃえばいいじゃん。」妻からこう諭されて、僕はやっとプログレス活動をする気になった。
しかし始めてみると、何からどうすれば良いのか全く分からなかった。今みたいにクラス分けやメダルステップなど無く、pgの体制が整っていなかったからだ。でもProgress では、みんなが優しかった。
最初は幾つか部活に入ってみた。zoomで交流したりオフ会に参加したりして、凄く楽しかった。50を過ぎた僕にも、色んな世代色んな職種の友達が出来た。みんな出身も境遇も様々なので、とても刺激的だった。
その後あっちゃんから「もっとコミットしてよ」と言われて、ホームルームもしっかり見るようになった。pgが更に楽しくなっていった。
実は僕は50歳を過ぎてから発達障害と診断された、いわゆる大人の発達障害である。これまで誤解されたり理解してもらえなかったりで、だいぶ寂しい思いもしてきた。
だからpgに入って初めて「安心できる居場所って、いいなぁ」と思った。更にpgでは「人と異なってもいい」「批判より、優しく提案しよう」という文化があった。
すごく居心地が良かった。だんだん自分が出せるようになってきた、あっちゃんのお陰で。
だから僕は強く言いたい。Progressという「治安の良い村」では、遠慮せず躊躇もせず本気で活動した方がいいと思う。それは失敗が許される、いやむしろ失敗を推奨して成長し合うという、素晴らしい文化があるからだ。
そしてその文化を、あっちゃんが徹底してpgに浸透させてくれているからだ。
今ぼくは、少しずつ体現していると思う。「人は何者にでもなれる、いつからでも」というあっちゃんからの言葉を。