開いてない口におかゆをぶち込むか、自ら狩りをさせるか

執筆者 | 21/04/12 (月) | コラム

 さて、今日はあらゆる場所、コミュニティに存在している「新人さん」について考えていこうと思う。

 新しくコミュニティに入ってきた人とかっていうのはその中でベテランとかそのコミュニティに新しい人が入ってきて欲しいなって思ってる人によって、何かしらの教育であったりコミュニティに馴染むための補助っていうのをされるわけですよね。

 例えば会社とかにおいても新入社員っていうのがいて、この新入社員にどういった教育をしていくのかっていうのは、常に企業にとって悩みの種というか考えるべき課題なわけですよ。

 僕自身も教育される側の立場でポジションを持ってたことがあるし、逆にその会社に入ってくる新人とかに何かしら技術であったりルールであったりっての教育する側に立つっていうこともよくあったわけです。

 これは会社に限ったことじゃなくて、 ゲームとかしてる時にそのゲーム仲間みたいなのをまとめることであったり、それこそリアルでボードゲームを全く知らない人とやるときとかこれも教育っていうものが存在してるわけですね。

 こういった新人に対して何かを教えるっていう場面って考え方が2種類あると思ってて。

 その新人が何を知りたいのかとかを完全に無視して自分が必要だと思うものをその人のためを思って全力で教えていくっていうパターンと、その人の自主性に任せまくってもうわからんことがあったら自分で聞きに来いと、社会なめたらあかんで、と。

 この自分で何もかも教えるか相手の自主性に任せるかっていうのってめっちゃ難しいバランスでして。

 例えば前者の例を食事に例えると空いてない口にお粥をぶち込んでるっていう状態で、いわば農耕民族パターンですね。

 後者の場合だとよちよち歩きの部族入りたての人にいやお前自分の食い扶持は自分の手で狩ってこんかいって言う、狩猟民族パターン。

 この2パターンがありますと。

 で僕自身はどっちの派閥何ですかっていうところなんですけど。

 これまでの教育経験の中で農耕民族パターンと狩猟民族パターンどちらもやってみたんですけど結局これどっちをとっても ま失敗するんすね 。

 手取り足取り、トイレの位置から 会社ないの人間関係のいざこざに関するまで全部押しているパターンもやったことあるし、ついてこれん奴はマジで知らんからもう全員ついてくるだけ背中見て育ってくださいっていうパターンもやったことあるんすね。

  で前者の農耕民族パターンだと結局あまりにも与えられることが当たり前になりすぎてもバブみがすごいっていう状態になって自分で何も考えられない赤ちゃんピープルになっちゃうっていうそういう結果が生まれます、と。

 逆に後者の狩猟民族パターンだとスパルタすぎてめちゃめちゃやめていくっていうそういう状態になります。

じゃあこれどうしたらいいんですかと新しい人たちをコミュニティになじませるのは無理なんですかと、そういう考え方に至るわけですけども。

これ僕なりの結論っていうのは美味しそうに料理を食べるって言うのが一番効果的ですと。

 新しい人にこうやった方がいいよとか、こうすべきだよみたいなこと言ってもそもそも料理のおいしさとか理解してないんでそういう人は。

  暖簾に腕押し、ぬかにきゅうり、ヒカキンにスライム。っていう状態なんですね。

 だから農耕民族パターンと狩猟民族パターンの良いとこ取りをするっていうのが一番効果的で、まずは自分がめちゃくちゃ狩りを楽しんで料理を美味しそうに食べてる様を見せつけるっていう。仕事楽しいとか、 ゲームのこういうところ最高だぜとか、配信のこういうところがおもしろいぜみたいなオーラを出すと。

  でオーラを見せつけるとなんかそのぴよぴよ新人がですね、なんかちょっと自分もやってみたいかもみたいなテンションになってき始める瞬間っていうのがこれあるんですね。

 その瞬間を見計らってすかさず調理方法を教えてやると。これがね味噌なんすよ。

  今日は答えを教えるんじゃなくて、答えにたどり着く方法だけ教えてあげるって言う事ですね。

 まず自分が楽しげに配信して、その後にその楽しいやな配信のやり方っていうのだけ教えるって言う。そういうことですね。

  仮に周富徳方式と言いましょう

 ここで無茶苦茶ポイントがあって、頑張った瞬間っていうのが必ず存在するんですねここですかさず褒めれるかどうかっていうのでその新人の成長力っていうのは抜群に変わってくると。

 美味しそうな香りで新人をつって、調理方法レシピだけ教えて、いざ調理してたら美味し過労がまずかろうがきちんと褒める、これが大事なんすね。

 なんか、多くの人が 開いてない口にお粥をぶち込もうとしてっていうのをまあ目撃することが多かったんで、ほっとけと。

 まずは自分が全力で楽しんでその様を見せつけんしゃい、と。

そう思った Monday afternoon.

執筆者 | 21/04/12 (月) | コラム


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