2020年4月14日(火)入会の「けんじ先生」こと齋藤兼司です。
3月、4月は自分の教室の年度切り替えでバタバタしており、PROGRESS内での住処はもっぱら朝のHRとPGツイッターです。
そこで今回は、あっちゃんの暇を少しでも潰せるよう、PGツイッターにおける「挨拶のちから」について少し長めのコラムを書かせていただきます。
お時間のあるときに読んでいただければ幸いです。
★数字で考えるPGツイッター
まず、次の数字を見ていただきたい。
4月22日(81)
4月23日(77)
4月24日(75)
4月25日(75)
4月26日(76)
4月27日(89)
4月28日(88)
これが何の数字か分かるだろうか?
そう、これは直近一週間の私の「朝の挨拶ツイート」についた『いいね』の数だ。
何と平均80もの『いいね』がついている計算になる。
比較対象として、自称「PROGRESSで一番面白い人」こと「ささやん」ことササタニヤスヒコさんの直近の7つのツイートのいいね数を見てみよう
4月29日(9)
4月29日(25)
4月25日(79)
4月24日(9)
4月18日(6)
4月18日(7)
4月18日(7)
「PROGRESSで一番面白い人」のツイートのいいね数平均が「20」(最高の79を除けば平均いいね数「10.5」)を考えると、私の朝の挨拶に対するいいね数が驚くべき数であることが分かる。
この数字を出すことで、ささやんがPGコラムでカッキーに対して行ったように「いいね数マウント」を取ろうという訳ではない。
毎日そんなにもたくさんのメンバーから、私の挨拶ツイートに対して『いいね』をいただいていることに驚きと感謝の念を抱いているということを言いたいのだ。
今回、自分の朝の挨拶ツイートに多くの『いいね』がもらえる理由を自分なりに分析してみた。
もしPGツイッターで他のメンバーとどのようにコミュニケーションを取ったらいいのか分からない方がいた場合、その方の参考になれば幸いだ。
★私のPGツイッターの「悲しい始まり」
私のスマホデビューは2018年と非常に遅い。
そのため、パソコンで更新できたFacebook以外のツイッターやインスタグラムといったSNSは「名前を知っている」という程度だった。
2020年5月に鍵アカウントを使ったPGツイッターがスタートしたときの衝撃は他のメンバーの比ではなかったと思う。
「人のつぶやきが読めるというのはこんなにも面白いのか・・・」
2020年5月の段階ではPROGRESS会員数が700名程度だったので、朝の会(現HR)でコメントしていた100名程のメンバーの名前と顔(アイコン)がほぼ一致していた。
名前と顔を見知っている人がどこで何をしているのかをツイートで知ることができるのは非常に楽しかった。
初めはメンバーのツイートを読んで楽しんでいるだけだった私も、「自分からツイートしてみよう!」と思い立ち、恐る恐る「初ツイート」してみた。
それから10分、30分、1時間と過ぎていく・・・・
『いいね』が一つもつかない・・・・
「ヤバイ、何か変なことをつぶやいてしまったかな?」
「あまりに個人的なことを書き過ぎたかな?」
「いやいや、もしかしたら嫌われている!?」
など、『いいね』がつかなかった理由をあれこれと考えるが、ツイッター初心者の私は何ら明確な答えは出せなかった・・・
その悲しい初ツイートからしばらく経ち、もう一度ツイートしてみようと心を奮い立たせた。
当時の4クラスの1つ「ハッフルパフ(現フラーシア)」にちなんで【チョコパフの『パフ』という言葉に反応してしまいました】という写真付きのツイートに初めて『いいね』がついたときには心が震えるほど嬉しかったことを今でも覚えている。
★現在の私の朝の挨拶ツイート
20年以上「夜型生活」をしてきた私だったが、PROGRESSに入会してからは朝の会(現HR)に参加するために朝型生活に切り替えた。
そして昨年6月ごろから、朝散歩のときに趣味で撮影していた空の写真を添えて「おはようございます」という朝の挨拶ツイートを始めた。
1つも「いいね」がつかなかった悲劇の初ツイートからもうすぐ1年が経とうとしている・・・
そして毎日平均80もの『いいね』がもらえるようになったことに驚きと感謝の念が絶えることはない。
今回、このコラムを書くにあたり、私が意識している朝の挨拶ツイートのポイントを整理して以下にまとめてみた。
まず、毎日の私の「朝の挨拶ツイート例」を見ていただこう。
①「おはようございます」の後、1行間を空ける
朝は皆さん忙しいはず。そのときに画面をスクロールしながら一瞬で「あ、これは朝の挨拶ツイートだ」と分かるように1行空けている。
忙しい方は、その1行だけを見て、それ以降は読まなくても挨拶代わりの『いいね』が押せるように、という配慮からだ。
②挨拶の後、必ず日付を入れる
以前は1行目に「おはようございます」と入れるだけだった。だが、誤って前日、前々日のツイートに挨拶のリプを入れてしまう方がいた場合、その前日ツイートがトップに来てしまい、リプがごちゃついてしまうのだ。そこで必ず日付を入れるようにした。
③そのときの所感を書き込む
挨拶の後、天気と温度に続いてその日の朝に心に思った所感を書き込んでいるが、ここには告知や様々なデータをごちゃごちゃと書き込まないようにしている。
あまりにたくさんの情報は、それを読む人がひと目で処理できないし、『いいね』を押してくれる人が「挨拶」にいいねを押してくれたのか、「告知」にいいねを押してくれたのかが分からなくなってしまうからだ。
【1ツイートに1情報】ということを意識して朝の挨拶ツイートにはシンプルな所感のみを書くようにしている。
④ポジティブなメッセージ
朝の挨拶ツイートの中には、読んだときにほっこりしたり、気分が良くなるようなポジティブなメッセージを入れるようにしている。ネガティブツイートが悪いわけではないが、爽やかな朝にはやはり前向きで明るいメッセージを読みたいと思う人が多いのではないだろうか、と考えたからだ。
⑤「部活」と「シリーズ」ハッシュタグの挿入
私はいわゆる「空フェチ」だ。そんな言葉があるのかどうか分からないが、きれいな空は何時間でも見ていられる。教室から見える夕焼け空の写真をあまりに撮りすぎて、マダガスカルに引っ越してしまった生徒さんのお母さんから、「娘が『先生がよく空の写真を撮っているのが印象的だった』と言っていた」とまで言われるほどだ。
朝の挨拶ツイートをする前から朝の散歩の際には写真を撮っていたのだが、それを「#PG空部」としてタグ付けして入れている。そして桜の季節には「桜観察日記」シリーズ、今はバラの季節なので「バラ観察日記」シリーズのタグを入れて遊び心を表現している。
⑥写真の挿入
上記に書いたように365日、1日も欠かさず行っている朝の散歩の際に撮影した空の写真を挨拶ツイートに貼り付けている。曇りや雨の日もあるが、綺麗な朝焼けが撮影できたときなどは、それを見るメンバーの気持ちも晴れやかになっていることだろうと勝手に想像して喜んでいる。
現在は空の写真に加え、花壇に植えているバラの写真を添え、バラの成長記録をつけている。花の写真も「見たくない」と嫌う人がいないと思う。
⑦挨拶ツイート全体をスマホ一画面サイズに収める
写真を含めたツイート全体が一画面に収まるサイズにするようにしている。これは、スクロールしながら朝の挨拶ツイートを見る人の手を煩わせないようにという考えからだ。
2画面分になってしまうと、1行目の挨拶部分を読んで『いいね』を押そうとした人が、『いいね』のハートマークを表示させるために逆スクロールしなければならないという「手間」をかけさせてしまうからだ。
もちろん、このパターンがベストかどうかはわからないし、他のパターンの挨拶ツイートを否定するものでもない。1年経って自分なりに改良しながらこの形式に落ち着いたというだけだ。他のメンバーの挨拶ツイートを見てこれからも改良されていくことだろう。
このように、朝の挨拶ツイート1つとっても非常に奥が深い。
★朝の挨拶ツイートの効用
挨拶とは一体何なのだろう?少しだけ深堀りしてみたい。
「挨拶とは、中世に日本に輸入された漢語で、元来、禅宗において僧が問答を繰返し合う意味。現在では他人に対して尊敬や親愛の気持を表わす動作、言葉、文面などを意味するようになっている」(コトバンクより引用)
つまり 挨拶は【尊敬や親愛の気持を表わす人間の所作】なのだ。
子供の頃から「人に会ったら挨拶しよう」などと繰り返し教えられてきた。子供の頃は無理に挨拶していたような気がするが、大人になり、その重要性と有用性を改めて実感している。
①コミュニケーションのきっかけ
このPROGRESSという5000人以上もいるコミュニティーにおいて、他のメンバーと仲良くなり、交流を図る一番の近道が「挨拶」なのではないだろうか。
それは挨拶の役割が「人とのコミュニケーション」にあるからだ。
「挨拶」はコミュニケーションとして肝心な、最初の第一歩になる。その一歩さえ踏み出せれば、コミュニティー内で人間関係を良くしていくきっかけが掴めることだろう。
②良い印象を持たれ・人間関係がよくなる
挨拶には相手に良い印象を持たれるというメリットがある。挨拶をすること自体が自らの心を開き、相手を承認するということだからだ。
そのため、時間に限りがあるのだが、できるだけ新しいメンバーに挨拶をし、わざわざ挨拶リプをしてくれたメンバーには時間を見つけて100%リプ返しをしている(ツイッター神隠しの場合を除く)。
人は誰しも認められたいという欲求を持っている。挨拶をして相手のことを認めるということは、相手だって嫌な気持ちはせず、嬉しい気持ちになることだろう。だからこそ、私は1日も欠かさず朝の挨拶ツイートをするよう心がけている。
もしまだPGツイッターをどのように使ったらいいのか分からない場合は、ぜひ「朝の挨拶ツイート」をしてみてはいかがだろうか。きっと素晴らしい交流のきっかけになるはずだ。
【おわりに】
今回は、あっちゃんの朝のHRでのリクエストに応えて少し長めのコラムを書いてみました。
こうして客観的に自分のツイートを分析してみると、無意識にやっていたことにも意味があったりするものなのだな、という新しい発見がありました。
「PGの廊下」と呼ばれている「PGツイッター」は、クラスの枠を超えて他のメンバーと交流ができる素晴らしい仕組みだと思います。
ぜひ皆さんも活用してみてください。