僕はまだビギナー。コラムは辞めておこう。

執筆者 | 21/05/03 (月) | コラム

はじめまして。

谷口清太(たにぐちきよた)と申します。 

入会してからのことを綴りました。


 

PROGRESSに入会して3ヶ月が経とうとしている。

それなのに僕は、相変わらずビギナー面をしてヘラヘラしている。

 

最近になってPUBLICの存在を知った。

有料会員になって一通りのシステムを把握した。

名の知れたメンバーさんの最新人気コラムを読んでみた。

どれどれ、なるほど、そうか。

 

僕が混じれるレベルじゃない。

引かれるかもしれない。

辞めておこう。

閉じる。

 

決めつけて、怯えて、諦めて、去る。

お決まりの王道パターン。

 


 

3ヶ月前、中田さんのトークだけが聴きたくて入会した。毎朝のHRさえ聴ければそれで良かった。

 

5000人もいて、まともに関係を築けるわけがない。」

と言いつつドライになりきれなかった僕は、ひっそりとTwitterを開設した。

 

「開設したからにはフォロワーがいないと始まらないか。500人ぐらい一気に増やして威嚇してやろう」

破竹の勢いでフォローを飛ばして、末にアカウント制限の警告がきてヒヤッとした。

それでも殆どのフォローが返ってきて、不思議と嬉しかった。

 

「オンラインサロンは現代の秘密結社だと聞いている。舐められないように渾身の自論を投げこまないと」

自己啓発書を要約したものを、居酒屋チェーンのチューハイぐらい薄めて出す。気の抜けた自論たちは、こんなもんアルコールじゃねえと言われんばかりに呆気なく流されていった。

それでもコメントしてくれたメンバーさんがいて、正直嬉しかった。

 

「結局ツイートは何を言うかじゃなくて誰が言うかで評価されるんだ。プロフィールにギッシリ書きこんで期待の新人として認めてもらうべきだ」

経歴欄のフリーターを大卒フリーターと変えてみたり、好きなもの欄のミスチルを“Mr.Children”に変えてみたり、どうでもいいことを試行錯誤しているうちに必死に増やしたフォロワーが1人減った。そもそも棚卸しした経歴が全く映えていないことに気づいて軽くショックを受けた。

それでもプロフィールを読んでDMをくれたメンバーさんがいて、救われるほど嬉しかった。

 

「ようやく分かった。 ポエム調より会話調だ。説得より共感だ。あと朝のおはようツイートだ。これで誰かしらに届くといいな」

分かっていながらも、根っからのポエマー気質の僕はついポエムを混ぜてしまうし、シンプルに朝起きれなくて連続記録は4日であえなく途絶えた。

それでもこの気づきを伝えるととても喜んで参考にしてくれたメンバーさんがいて、自分ごとのように嬉しかった。

 

「リプでゆるく交流できるようになった。コミュニティ単位で関係を築くのも楽しそうだな」

意を決して写真部の門をたたき、既に所属していたフラーシアの黄色い輪っかもつけてみた。とはいえ写真部の交流会は結局参加できず、フラーシア交流会は人数の多さにビビって大縄のように毎週華麗に躊躇しては咽び泣いた。

それでも部活もクラスも同じですね☺️と優しく声をかけてくれたメンバーさんがいて、泣きそうになるぐらい嬉しかった。

 

「メンバーさんのことをもっと知りたい。知った上で何をするとかではなく、ただ知りたい」

今までなんとなくスルーしていたTV配信を見るようになった。生配信は凄い。声を聴くと途端に人となりが分かって凄いし、コメントを読んでもらえると魔法のように距離が縮まって凄い。

メンバーさんにセイタさん〜初めましてですね〜よろしくお願いします?と言ってもらえて、名前を読み間違えられたことなんてどうでも良くなるぐらい嬉しかった。

 

「自分のことも、もっと知ってもらおう」

どうしてもしゃべることに苦手意識があって、絶対に撮ってやんねーぞと頑なに避けてきた自己紹介動画。撮ってみると楽しいし、なにより編集のチカラで割と誤魔化しがきく。いっそのことYouTuberにでもなってやろうかと図に乗っていると、同時期に投稿されていた動画のクオリティがそれこそYouTuber顔負けで、大いに格の違いを思い知らされた。

それでも寄せられた全てのコメントがあたたかくて、YouTuberが今憧れの職業なのも頷けるぐらい嬉しかった。

 

3ヶ月弱かけて動画一本、たったの一歩だ。

 

メンバーさんに励まされて励まされて励まされてようやく踏み出せた、かけがえのない一歩だ。

 

二歩目はもう、怖くない。

 


 

PROGRESSに入会して3ヶ月が経とうとしている。

それでいて僕は、ビギナーにも負けないほどのやる気に満ちている。

 

ふたたびPUBLICを開く。

皆さんのコラムはあまりにも素晴らしい。

 

でも、僕のコラムにも何かしらの価値があるはずだ。

少なくとも投稿すること自体が、僕にとって大きな価値がある。

そう思えたことが、率直に嬉しかった。

 


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!☺️

執筆者 | 21/05/03 (月) | コラム


997 ビュー
9いいね!
読み込み中...