入会して一年、私が見てきたPROGRESSの景色

執筆者 | 21/05/04 (火) | コラム

入会したキッカケと、文脈を捉えること

昨年の春、中田さんがYouTubeで生配信をしていた時期が一瞬だけあります。
予々、私はYouTube大学の動画で楽しく学ばせて頂いていたので、お礼を伝えようとスーパーチャットを送りました。

特に、ドストエフスキーの「罪と罰」の動画は大変有難かったです。
「罪と罰」の劇に友達が出演していたので観に行ったものの、内容が難解で消化不良でしたが、その直後に上がったYouTube大学の動画でかなりクリアに納得出来ました。

お礼を伝えられたら満足出来ると思いきや、スパチャを読んで貰えて、思いのほかコミュニケーションをとれることの楽しさを知ってしまい、それがPROGRESSへの入会の一つのキッカケになりました。

その後、セカンドチャンネルで四クラス制のことを知り、ハリーポッターの世界観が好きなので、更に興味を持ちました。

外出自粛が厳しくなったちょうど一年前、試しに入会しようと見たら月額が大幅に値下げされていて、飛び込みました。

PROGRESSに入り、スパチャじゃなくてもコメントし放題で、中田さんともメンバーとも交流し放題になったわけです。いぇーい。

なぜ急に値下げされたのか分からず、四クラス制もどのような経緯で設けられたのかなども分からなかったので、全体の流れを知るためにHRのアーカイブを何ヶ月か前まで遡ってお話を聞き、状況を把握しました。

コロナの影響でオフラインでのイベントが出来なくなり、オンラインメインのサロンへと移行、アパレルブランド「幸福洗脳」を中心とした世界観から「NEVER ENDING SCHOOL」という学校の世界観へと移行していくところだったことを理解しました。

PROGRESS内で、よく分からない話の時はその情報を点で捉えずに、線や面で俯瞰的に捉えて文脈を理解するように心掛けています。そうすると、知らない情報や急な前言撤回にも戸惑うことが無くなるのでお勧めです。

昨年五月から夏にかけては、数百人から千人を越えていっている段階でした。
急激にクラス活動やTV配信が盛り上がっていく様や、Twitterでの交流が導入されたり、ロゴ使用グッズが解禁されて物販ブームが来たり、制服のようにお揃いの青いポロシャツでZoomに入る楽しさを知れたり、まさに「皆で一緒に学校を作っていく」過程に立ち会えました。

 

学校が作られる過程と、その中で私がやっていたこと

私は、十代の頃にピースボートにて地球一周の船旅をしたのですが、入会当時のPROGRESSとピースボートでの生活は、とても雰囲気が似ていて、「懐かしい」という感覚を持ちました。

ちょうど、入会当時は千人前後でしたから、その規模感のコミュニティーや、皆で同じ時間を共有したり、自主的な企画をしたりする感じが似ていたからです。(詳細は過去にこちらの動画を上げてます。)

でも船で、「仲良くなりたい人にはもっと積極的に仲良くなりたいアピールをすれば良かった」という僅かな後悔がありました。
なので、PROGRESSでは最初から「自分で積極的に交流しに行こう」というスタンスをとりました。

自己紹介動画にコメントしに行く、知らない人のTV配信にも挨拶しに行く、Twitterで挨拶ツイートしている人に挨拶のリプを返す、そういうことを。
特にIntroductionは、当時最もコメントしていた一人になっていました。

PROGRESSの人数は一気に千数百人となり、その影響からルールやコンテンツも様々な変更がありました。HRを数日見逃すと全く新しいルールになっていたりと、変化が凄まじかったので、「サロン内の公式の大事な情報をピンポイントで把握出来るものがあったほうが良いな」と感じました。

そしてPROGRESSマガジンを思いつきました。

企画を発案した際、本当に多くの署名が集まりました。それまで自分一人でTV配信や企画をするつもりなど全く無かったし、まさかサロン内でメディアを持ってずっと継続することになるとは思ってもみませんでした。

例えば私が入会してすぐ、「サロン内の情報が分り辛いから一覧性が欲しい!」と、文句や批判ばかりツイートしたり、「デザインや写真撮影ができます!」と自分のことをTV配信でアピールし続けたり、他の人のTV配信には全然コメントしに行かないでいたなら…、マガジンの企画書にあんなに多くの署名は集まらなかったと思います。

マガジンを発案する少し前、「PROGRESSロゴのシルバーアクセサリーを企画から制作販売したいから撮影など一緒にチームとしてやって欲しい」と菅茜さんからお声掛け頂いたり、「24時間TVという企画でビギナー特番に出演して欲しい」と岡本裕樹さんから説得されたりしたのですが、いずれも、自分がビギナーとして期待の新星だったとか、撮影の技術が特出していたとか、そういうことではなく、シンプルに交流を重ねて声が掛けやすかったのだと思っています。

そういう意味で、HRでもよく中田さんがお話されているように、自分のスペックを羅列したり自己アピールだけをしても交流には繋がり難く、やっぱり日々の交流・小さな積み重ねを長期的にしていくことが一番大事だというのは、私も実感を持って言えます。

そんな中、最もアクティブに動いていたのは昨年秋頃でした。

PROGRESSマガジンを通常通り毎週更新、学園祭の情報版のマガジンをほぼ’毎日更新、ステージ出演でTRANIZ.のファッションショー企画としてモデルさんの練習や打ち合わせや配信、9・10月期のビギナーアドバイザーなどを並行して行っていました。
自分でもどうやってタスクをこなしていたのか覚えていないくらいボリューム満点でしたが、良い思い出になりました。

学園祭は皆にとって一つの節目になったと思います。
「皆で学校を作る」というフェーズが一つのゴールを迎え、学校の世界観は残しつつ規模は町くらいの人数になっていき、大きな企画を通して、特に距離が近づいたメンバー同士で部活などの小規模なグループが作られていくフェーズに移行していきました。

今年に入ってからは、色々なコンペに挑戦させて頂きました。
言葉を綴るのが好きで、ちょうど「noteをもっと頑張っていきたい」と思っていたこともあり、歌詞作りは言葉選びや構成の仕方など本当に学びが多かったです。

また、コンペでは最後に選ばれなくてもPROGRESSのメンバーは案外と見てくれているので、それがキッカケで声を掛けて貰えて仲良くなったり、応援して貰えたり、企画や仕事に繋がったり、ということがありました。
もちろん「出すからには選ばれに行こう」という姿勢は常に持ちますが、「承認されたくて参加するのではなくちゃんと学びやご縁などのお土産を持って帰れるようにしよう」と思えます。

noteを読んでくれているメンバーも思いのほか多かったり、自分もインスタやYouTubeなどサロン外で頑張っているメンバーをこっそり見守りに行ったりするので、こういう関係を築けるのって凄いことだと常々思います。

 

皆で作り上げることと、一人でやり切ることのバランス

皆で何かを作り上げること(学園祭)も、一人でやり切ること(マガジン)も、交流から仕事に繋げること(写真撮影)も、信頼の置ける人に何かを相談しながら進めていくこと(作詞など)も、逆に相談されて助言したり協力したりすること(色々と)も、経験させて頂きました。

その上で言えることの一つとして、“皆で作り上げること”と“一人でやり切ること”はきちんと分けてバランスをとったほうが良いということです。

例えば、「皆でこういうことをしたいね」と盛り上がって何かが始まる時、幹事が誰か分からずに話が進んでいると、責任の所在が見えずに少し危うく見えます。

逆に「自分が、あなたやあなたやあなたと、こういうことをしたい!」と旗を立てて、一個人が幹事として主体的に動いていたら、それが表面上よりも大変であることを私なりに知っているので、応援したいと思えます。

それに、「皆でやろう・誰かやって欲しい・盛り上げメンバー募集」と言うと「責任は背負いたくないけど目立ちたい」という人が集まりやすくなりますし、「私はこれをする上で、あなたにこそ、これをお願いしたい」と言われるほうが、引き受けるかどうかはともかく好感が抱けますよね。

この辺りは、自分自身、気をつけていたいと思っています。

同様に、今後も大切にしたいのは「他者目線と自分軸の両方をきっちり持っていたい」ということです。

他者目線と言っても、「表情も画面も明るいアイコンのほうが第三者から見て怖くないだろうな」とか、「積極的に色んな人のツイートにコメントやイイネをしよう」とか、そういう些細なことですが。
このあたりの詳細は他のコラムに書きました。

自分軸というのは、「自分がやっていることで起こり得るメンタルへの影響は自分で想定してから、そこに責任を持てる範囲で動く」ということです。

  • 大きな企画が盛り上がっても、その後で疲れてしまわないペース配分や距離感などを自分で保つ。
  • コンペなど立候補できる何かで選ばれなくても、学びや成長になる何かを自分へのお土産として持って帰る。
  • 誰かが華やかな活躍をしていても、配信や動画をイイネの数で競うフェーズでも、いちいち他者と比較しない。
  • 自分を慕ってくれる人がいても、いちいち調子に乗らない。
  • 価値観が異なる人がいても、振り回されずに自分の機嫌は自分でとる。

一例ですが、こんな感じのことです。

PROGRESSは文字通り進化していってるので日々状況が変わります。その中で、些細なことでもこうして意識していると、状況の変化に戸惑わずに自分のペースで楽しめるのでお勧めです。

今後も、自分の成長に繋がりそうなことは挑戦したり、仲良しの人ができてからも交流は広げたり、でもあくまで無理のないペースで楽しんでいきたいと思います。

これからも宜しくお願い致します。

執筆者 | 21/05/04 (火) | コラム


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