名言レベル 世阿弥級

名言レベル 世阿弥級

こんにちは!昨日のホームルームで、あっちゃんが新たなる名言を生んでいたので、それについて思い出したことを書きたいと思います(*´꒳`*) 5月29日付のHRで、新たな名言が発表されましたね!藤森さんのすごいところは、「華を保っているところ」「華は努力しないと枯れてしまう」というものです。これを聞いて、風姿花伝を思い出した人は私だけではないでしょう。そんなわけで、今回は、世阿弥著「風姿花伝」のお話です。風姿花伝って何? 日本史を専攻していた人は観阿弥・世阿弥と風姿花伝はセットで覚えたのではないでしょうか。 世阿弥(ぜあみ)は室町時代初期...
読んだ気になれる(*´꒳`*)「沈黙」遠藤周作著

読んだ気になれる(*´꒳`*)「沈黙」遠藤周作著

*以下、文章中に不快な表現がございます。メンタルに自信のない方はご退出されることをお勧めいたします。また、筆者には、いかなる宗教・宗派に対しても礼讃あるいは中傷の意図のないことを付言しておきます。 こんにちは!「カラマーゾフの兄弟」の授業、おもしろかったですね(´∀`)謎の文学勢の中の人の私は、狂喜乱舞でした!文学勢が増えればいいのに!!ってなわけで、今回は「カラマーゾフの兄弟」とある種の共通点を有する作品、遠藤周作の「沈黙」について書きたいとおもいます。一度、Youtube大学でもチラッと出てきているのですが、思い出せますか??あら...
古畑任三郎は和製刑事コロンボだよってお話

古畑任三郎は和製刑事コロンボだよってお話

 こんにちは!ホームルームで田村正和さんと古畑任三郎について取り上げられましたね。そんなわけで、今回は古畑任三郎と刑事コロンボについて書きたいと思います。刑事コロンボとは アメリカの刑事ドラマ。1968年から1978年までの第1シリーズと、1989年から2003年まで放映された第2シリーズがあります。 このドラマの魅力はなんといっても、主演のピーター・フォーク演じるコロンボ。ロス市警の警部補(lieutenant)なのですが、片目は義眼で、ヨレヨレのトレンチコートにボロッボロの車で登場。しかも、犯人を追い詰めるためにわざと下手に出てか...
「映像研には手を出すな」がおもしろかった話

「映像研には手を出すな」がおもしろかった話

こんにちは。ホームルームで、ちょっと前に話題になったアニメ、「映像研には手を出すな」を視聴しました。とっても、面白かったのでお勧めです。主な登場人物浅草みどり・・・アニメの設定・演出を担当する女の子。愛用のリュックは軍用。周囲の人を「〜氏」と呼ぶなど、マニアックなところも魅力。金森さやか・・・商才に優れた長身の女の子。口は悪いが、プロデュース力は本物。水崎ツバメ・・・人気読者モデルの女の子。父親の俳優になってほしいという願いとは裏腹にアニメーターを目指している。みどころ1 マニアックネタ 登場人物の中でもっともマニアックなのが、浅草さ...
もうちょっとだけギルガメシュ

もうちょっとだけギルガメシュ

 こんにちは。前回のコラムでギルガメシュについて取り上げたのですが、少々書き残したことがあったので改めて書きたいと思います。不老不死や男の友情以外にも、現代に引き付けられるお話があるかも、というお話です。エンキドゥが人間らしくなる話 エンキドゥは女神が造った野獣ですが、ギルガメシュが送り込んだ娼婦によって人間らしさを手に入れ、それと同時に、森の獣たちが彼から去っていく、というエピソードがあります。人と自然・動物は別の生活圏で生きており相入れないものだという共通認識があるからこそ、このエピソードがすんなりと受け入れらるのですよね。メソポ...