執筆者 久保 崇 | 5月 25, 2022 | コラム
このコラムは日本の、歴史小説の総てを語り尽くすことを目的として、不定期に連載されます。常用漢字の「全て」ではなく「総て」としているのは、字面がカッコイイからです。さて、総てというからには、網羅的に語ります。この「網羅的」という所が、一番味のする部分になります。それには、「司馬遼太郎だけが歴史小説じゃないよ」的な意味合いも含まれます。もちろん、歴史そのものへの言及もあります。日本の、と書きましたが、これは「日本の歴史」ではなく、「日本の歴史小説」なので、中国史を題材にした作品も、西洋史を題材にした作品も、含まれることになるでしょう。その...
執筆者 久保 崇 | 5月 21, 2022 | コラム
何時ぞやのHRだか、トークチャンネルだかであっちゃんが筒井康隆について、「好きな人は多いが、自分には馴染みがない、読んでいない」というような内容を語っていた。なるほどね。筒井康隆と言われても、よく知らない方もいると思うので、簡単に説明しますね。まあ、SF作家として有名な小説家ですね。SF第一世代になるのかな? 第一ってくらいだから古い人ですね。1934年生まれですからね、とは言え、まだ現役バリバリで87歳でも書いています。一般的に代表作としてあがるのは『家族八景』『俗物図鑑』『脱走と追跡のサンバ』など色々とあるんだけれども、まあ、有名...
執筆者 久保 崇 | 8月 28, 2021 | コラム
「退職届は絶対に出してはいけない。」←これは、円満退社の場合には当てはまらないです。そうではなく、会社の労働環境等が我慢ならなくて、退社せざるを得ない状況にまで追い込まれたのならば、だからこそ、「退職届」は出してはいけないのです。何故か?会社を辞めて再就職した先で、「え、労働者にはそんな権利もあったのか」、「あー、前の会社の上司のアレはパワハラだったのか」等々の前職場にあった問題点を改めて痛感することで、「だんだん腹が立ってきた!!」となっても、もう、あなたには何も出来ません。「退職届」を出しているから。被雇用者という立場には、れっき...
執筆者 久保 崇 | 8月 20, 2021 | コラム
1979年に世界中でヒットしたバグルスの『ラジオスターの悲劇』は、ラジオからTV へとマスメディアが変節することで起きる、ラジオスター(歌手)の仕事が減る嘆きと、ラジオ時代のノスタルジーをネタにした歌です。「VIDEO KILLED THE RADIO...
執筆者 久保 崇 | 8月 15, 2021 | コラム
今回は右翼的と思われて炎上するタイプの著名人です。ですが、自分から「右翼です」と名乗っている人はいません。あくまでも他人から、「右翼め!!」とか、「差別だぞ!!」とか、批判を受けるという人々です。つるの剛士氏。 あのニコニコした爽やかな好青年にしか見えないつるの氏が、どうしたことか、Twitterでは度々、炎上し、一部では蛇蝎のごとく嫌われているのです。 いったい、つるの氏は何を発言したのか? 有名な炎上は、家庭菜園のパクチーが盗難にあい、その考えうる犯人像として「外国人」であるという内容をツイートしたものです。 これが、「外国人差...