執筆者 下田 悠馬 | 4月 14, 2022 | コラム
私は、大きな組織が苦手です。自分がなんの仕事をやっているのかわからないし、全員が他の人がやってくれるからと思って少しずつ手を抜くからです。 例えば、私が所属している組織では決裁を回すと、約5分程で返ってきます。上司二人の決裁をもらため、中身を確認していたらそんな時間で返ってくるはずはありません。そして、私も上司が中身を確認していないことを知っているのに、決裁が終わると安心しています。 実際には、上司がチェックしていないことを知っているのにです。 これは、上司の決裁を取ったことにより、自分が全ての責任を取らなくても良くなったと感じてい...
執筆者 下田 悠馬 | 4月 12, 2022 | コラム
2日に一回は何か文章を書く練習をしようと思い続けていますが、今日は書きたいと思うような内容がほとんど思い浮かばなかったです、、笑 なので、私が利用している図書館について書いてみたいと思います。 ほとんどの人があまり図書館に行く機会はないと思いますが、私は図書館が大好きです。かくいう私も、2年ほど前までは全く図書館に行きませんでした。 なぜ、図書館が良いのか? それは、3つあります。①行く前は気になっていなかった古い本が置いてある。 図書館と本屋が大きく違うのは、利益を上げなくても良いことです。本屋に行くと最新の話題本が並んでいますが...
執筆者 下田 悠馬 | 4月 10, 2022 | コラム
私達が外を歩いて目に入るものはほとんどが株式会社に関係している。むしろ、株式会社に関連していないものの方が少ないと感じています。 株式会社が存在する最大の目的は、株主に利益を配当することです。このことが非常に重要にな部分だと感じています。 資本主義経済では、社会の余白をどんどんと利益が見込める事業に変換していきます。これは、安価で大衆が楽しめる娯楽やサービスを提供しています。私自身、若くお金がないのでこれらのおかげで生活か成り立っています。株式会社の恩恵を被っているのは、株主以上に私自身かもしれないと感じています。 しかし、その反面、...
執筆者 下田 悠馬 | 4月 9, 2022 | コラム
今日は仕事の合間に50ページ程読み進めました。 人の意思決定は得をするよりも損をしたくない感情を強く感じます。これは、狩猟採取民族だった時代に損をすることは死を意味したからです。 原始時代の人間は一歩間違って動物や別の人間の縄張りに足を踏み入れると殺されてしまいます。これは損を意味します。反対に、得をすることは新しく冒険をして今までよりも大きな獲物を得ることです。これは、今までの生活+αの物を手入れることができます。 このような損得を比べると、死ぬことの損を警戒することは一目瞭然です。もちろん、得をすることは生き残る上でプラ...
執筆者 下田 悠馬 | 4月 7, 2022 | コラム
今、ダニエル・カーネマン氏の「ファスト&スロー」を読んでいます。著者はノーベル経済学賞を受賞した認知心理学者です。 私は、なぜ心理学者がノーベル経済学賞を?と思いました。それは、心理学者であるからこそ経済学を新しく見ることができたと言えます。古典経済学が仮定してきた合理的経済人なんて心理学者からしたらいなかったのです。人間について観察していくと目先のことに一喜一憂して非合理的なことをよく知っていたからこそ、経済学に別の視座を与えました。 私は現在、下巻の100ページ程まで読みすすめています。その中で、システム1とシステム2の働きで意思...