人間とコンピューターから考える「意識」について

人間とコンピューターから考える「意識」について

今日は人間とコンピューターの違いについてお話ししたいと思います。 人間とコンピューターは、互いに逆の進化手順を踏んでいると考えられます。これは、宮台真司先生の著作を読んで感じました。 人間は(感情→言語→計算)の順で進化してきました。反対に、コンピューターは、(計算→言語→感情)の順で進化を進めています。 人間が他の動物と違うと考えられる点は、高度に感情が発達していると言うことです。人間も動物であるため、他の動物と同じように脳のアルゴリズムに従って生活しています。 例えば、自分では右手を動かそうと判断したと認識していても、それよりも先...
学校とは何か。

学校とは何か。

 親から強制的に行かされる学校がなんなのかわからずに卒業してしまいました。 元々は、産業革命期のイギリスで工場労働者を養成することを目的にしていました。産業革命で世界の工場となったイギリスでは、圧倒的な数の労働力が必要になりました。それまでは、各家庭で親が子供を教育するのが一般的だったのが、代わりに学校が教えるようになりました。理由は、子供の頃からマニュアルに沿って行動できるよう教育することで、大人になってから教育するより行動規範を押し付けるのが楽だからです。 その後、私が子供になってもずっと、学校という形として残っています。元々は、...
目標「子供のまま生きる」

目標「子供のまま生きる」

社会人になって初めての転勤になりました。3月15日に転勤が決まりましたが、最終出勤日の31日まで全く実感が湧きませんでした。学校を卒業する時も、バイト最終日も解散直前まで実感が湧きませんでした。私が転勤になると実感したのは、駅の改札を出てお世話になった上司と最後の挨拶をした時でした。明日から転勤先の職場で働くという実感が今でも湧いていません。新しい職場への楽しみ7:不安3の割合でいます。学生の時は、卒業したら自分の意志と関係なく学校が変わっていくのを鬱陶しく思っていました。社会人になってからは、今いる環境はとても快適だと感じていました...
読書を仕事にしたい。

読書を仕事にしたい。

 22歳から読書を始めて、いつのまにか本に没頭していました。 人生の大きな割合を仕事が占めるなら、読書を仕事にしたいです。正直、今の段階で読書して何を仕事にできる「ピン」と来ていないけど、まずは下手でもとにかく文書を書き続けてみたいと思います。 読書を仕事にしたいと志してどのようになるのか、全く先は見えないですが手当り次第に試し続けようと思います。...
「考察」本を読むとは。

「考察」本を読むとは。

お読み頂きありがとうございます。私が一人で思っていることを書きたいと思います。3分ほどお時間があればお付き合いください。佐藤優さんの本で読書とは代理体験であると書いてありました。私自身、「読書とは何か」を意識せず、漠然と読んでいました。もう一つ、「読書とは思考のショートカットである」という言葉も印象に残っています。私は、一言で読書の面白さを表現するなら、まさにこれらの言葉だなと感じました。例えば、私は逮捕されたことがないので、拘置所での生活を本当には理解していません。しかし、佐藤優著「国家の罠-外務省のラスプーチンと呼ばれて」を読むと...