執筆者 栗城紀代(くりりん)@山梨 | 11月 22, 2022 | コラムコンテスト
きっかけは、顔出し引退の前言撤回。中田敦彦さんのことはもちろん知っていたし、YouTube大学も見ていました。当時、精神科病院のソーシャルワーカーとして働いていた私は、仕事そのものにはやりがいを感じていたものの、日本の、田舎の精神科病院の現実に絶望していました。ワーカーなら組織や制度政策に働きかけて、権利擁護に向かって動くべき。でも、私にはその力がないという無力も感じていました。その時は吉本興業から独立しシンガポールへ行くという中田敦彦さんの、大きなものに巻かれず信念を貫く姿に、憧れを感じていたと思います。 そんな折、顔出し引退の...