progressと私

progressと私

「終の棲家」という言葉がある。〜これから死を迎えるまで生活する住まいを意味する語~私にとってprogressは「終の棲家」である。いや、「終の棲家」にしようと思っている。私は51歳で、住まいはあるが、独身なので家族はいない。私の二つ名は「永遠の文学青年」である。ただひたすらに、文学青年として生活し、死んで行きたいと願っている。YouTube大学でサイモン・シンの『フェルマーの最終定理』を観た時、こんな娯楽がありうるのかと感嘆した。最高峰ではあるが、やや難しい部類のノンフィクションが、誰しもが楽しめる大衆性を保持し、高度な内容を失わず、...
永遠の文学青年ちゃかし誕生物語その①

永遠の文学青年ちゃかし誕生物語その①

中学2年生のとき、既に猛烈な映画マニアだった私は、地元名古屋市の大きな映画館で行われた、水野晴郎MCの映画クイズのイベントに参加していた。客席には250人から350人くらいの人々がいて、全員が〇✕のプラカードを持って立ち上がり、二択のクイズに挑戦しては、外れたら即着席して、どんどん人数が減っていくという方式だった。 しかし私は、物凄く自信があったのに、比較的早い段階で間違えて着席してしまった。その後の問題は苦もなく解答が分かったので悔しかった。 ところが、ある問題で、一気に正解者が減った。...
簡単な表

簡単な表

時期出来事文学映画漫画舞台1773年5月ボストン茶会事件    1774年5月マリーアントワネット結婚マリーアントワネットマリーアントワネットベルサイユのばら      (シュテファン・ツワイク)(ソフィア・コッポラ)(池田理代子)      危険な関係アマデウス       (ラクロ)(ミロシュ・フォアマン)       二都物語        (チャールズ・ディケンズ)   1776年7月アメリカ独立宣言 レボリューション サド侯爵夫人      (ヒュー・ハドソン) (三島由紀夫)1789年7月バスティーユ襲撃二都物語ラ・マルセ...
カオスからコスモスへ

カオスからコスモスへ

今回の来日における、あっちゃんの八面六臂の大活躍に感動している。『混沌を泳ぐ』に書かれた「得体の知れない不安と焦燥感」に対して、思いつく限りの対策、予防策を、地道に、丹念に、仕掛けつづけたことの、大いなる成果が、今まさに現れようとしている。なんと美しいことだろう。中田敦彦の混沌を泳ぐ挑戦は、ついに、中田敦彦単体がTV業界全体と対比しうる存在にまで、巨大化するであろうと、強く感じさせる領域に入った。その上で、中田敦彦はけっして「孤独」でも「孤高」でもない、というのが素晴らしい。お笑い業界時代の先輩、同期、後輩とも連携し、さらには若きユー...
ひろゆき氏の炎上について

ひろゆき氏の炎上について

ひろゆき氏がツイッターで、以下のように投稿し、大炎上している。https://twitter.com/PROGRESSKUBOTAK/status/1577502922350694402このツイートが、新基地に対する抗議運動そのものを揶揄している、冷笑しているようにも見えるので、そうした上から目線で他人をバカにする行為に、多くの人が不快感を抱いたようで、ひろゆき氏を批判する、もしくは、批判的に評論するようなツイートが出ると、ひろゆき氏は、そうした批判ツイートさえも、やはりバカにしたように揶揄ぎみに反論する。それらが、以下のツイート。h...