みなさん、こんんちは!
すごい題名をつけてしまって、本当、すみません。
最近のあっちゃんの授業やホームルームにに参加させてもらい、コラムを書かずにはいられませんでした。PROGRESSには医療系の方々も多いので、こんな大それたことを発言することは、恥ずかしいし突っ込まれること、満載だとは思いますが、宣言することが大事!と、自分に言い聞かせ、この場をお借りして初投稿に挑戦させて頂きます。
目に留めて読んでくれているあなた。
本当にありがとうございます。
まずは発信していこうと、筆を取った次第であります。
ロクに文章も書いてきませんでしたので拙くて申し訳ありませんが、一生懸命書かせて頂きます。
本題の前に自己紹介をさせていただくと、
2020年6月入会、オーストラリア、ブリスベン在住の「ナンシー」こと葛山奈央(くずやま なお)です。
元々あっちゃんのセカンドチャンネルが好きで、もっと考えを聞きたいと思い入会したのですが、永野剛Pの元、8代目お天気お姉さんをさせてもらたっり、twitterを楽しんだり、今はコラムに挑戦したりと、この一年で前向きに取り組めるようになりました。
ほんっとPROGRESSってすごい❗️
仲間も増えたと思っています。(いつも絡んでくれる方、ありがとうございます)
本題に入らせていただくと
私は元々、看護師をしていました。
約10年、たくさんの方の生死に直面し、たくさんの方の生き方を間近でみてきました。
妬み、イジメ、ブラックな勤務体制、生活リズムの乱れ。。。いい職場もありましたが、いろいろありました。
何がどうなっているんだ、ともがき苦しみました。
残業も多く、頑張って蘇生した命もご家族が喜んでいないこともあります。
日本の医療制度は本当に国民のためになっているんだろうかと。
誰のための何のための仕事なんだと。
職場のママ看護師は子供を7時ギリギリに保育園にお迎えに行き、職場に連れて戻ってくることもありました。
ある日は重苦しい仕事を終えて帰宅しても、家族に気を遣い休めない生活。
どうしてこんなに光のない暗闇を歩かなきゃいけないんだと思うようになりました。無理ゲーの中にいました。(今はコロナ渦ということもあり余計にみんなが心配です)
一方、夫は理学療法士です。
PROGRESS内にも何人かいらっしゃるようですが、簡単に言えばリハビリの先生です。
理学療法士も問題を抱えております。
医療制度でいうと、日本は診療報酬という形で、医療行為によって点数が付けられていて1点10円で計算されます。
例えば理学療法20分で1単位で、1単位は150-210点(急性や脳梗塞等で少し違います)
ということは1回20分で、平均180点としたら1800円、40分なら3600円で、健康保険が7割カバーしてくれるので600円か、2単位の40分なら1200円で受けられることになります。(この時間には直接的に治療を受ける時間とカルテを書く間接的な時間も含まれます)
ただ、国が今は週に108単位までしか見てはいけませんと決めています。
ですので、一単位20分180点x 108単位が1週間の限界になります。
1点10円をかけると、
週に194400円、月に777600円がおおよその売り上げになります。
新人の人も20年勤めたベテランが治療を行っても、この金額がマックスになります。
ここからは経済学の話になりますが、サービス人件費というのは売り上げと40-50%が限界だと思います。(経営者は施設の家賃や、設備、そして年金や労災保険、交通費、休みの期間の給与、退職金などなど)意外に払わないといけないものがたくさんあるので。
長くなりましたが、他にも理由はありますが、2014年に私たちは仕事を辞め、海外へ挑戦することに決めました。
国はオーストラリア。
夫は語学学校に通い、大学院を卒業し、無事にオーストラリアの理学療法士になることができ、今は現地で仕事をいただくことができています。
その後、2人の子宝にも恵まれ順風満帆にいくはずでしたが、外国人労働者のため過酷勤務、ワンオペ育児、異国での育児で精神をかなり削られました。
1年前にPROGRESSに入り、私はこの状況を前向きに取り組むことが、ここ最近できるようになってきました。
そして今では、語学学校に通い、いろんな国の方達と話すことが楽しくて仕方がありません。
話すことは楽しい。コミュニティに入ることも楽しい。
PROGRESSで支えていただいたように、
医療者が本音を吐き出して、明日の活力を養えるようなそんなほっとできるスペースをオンライン上で作りたいと考えています。
今はそんなことを考えるとワクワクしてしまいます。
まだ道、半ば。
今日も子供達を着替えさせたり食べさせたりする中、
自分の人生も諦めず、もがき、一歩ずつ少しでもいい。前進していきたいです。
いつか世界から求めらる日本になる。
私たちは今できること、精一杯やっていきます。
最後までお読み頂きありがとうございました。