「四十九日」ってなんですか?

執筆者 | 22/02/17 (木) | コラム

はじめてコラムを書きます。

2020年12月入会の

小北世史子(こきたよしこ)です。

 

PROGRESSで

お茶や着物など日本文化を

楽しみたいと思っています。

 

日本文化をいいなと

思いはじめたきっかけは、

「四十九日」です。

 

「四十九日」?

 

そう!法事の「四十九日」です。

 

なんで?って思われたかな・・

 

 

じつは「四十九日」って知ると

なかなか良いものだったんです!

 

なぜそう思うようになったかを

お話ししますね

 

まず、「四十九日」を

あらためて見直したときのおはなしから!

 

 

1.「四十九日」ってこういうこと?

 

わたしは薬剤師として

20年ほど働いてきました。

 

 

あるとき

いつも明るくておしゃべり好きな

50代の女性が来られました。

 

その日は

いつもの元気はなく、沈んだ目で

「お姉ちゃんが亡くなったの。

突然だった。

 

わたし悲しくて悲しくて

起きては泣いて、食べて寝る。

それだけしか、できなくて

ほかに何もできない・・」

 

そう言ったあと

 

近くにいた知り合いに

「聞いて。

お姉ちゃんが亡くなったの。

急だったから

わたし信じられなくて・・」

と話していました。

 

 

まるで自分に

言い聞かせているみたいに。

 

 

 

それから2ヶ月たって

お会いしたとき

 

 

その女性はポツリと

 

「お姉ちゃんは亡くなった

・・のよね」と

 

言われました。

 

わたしは

“亡くなったことを受け入れている・・

 

このことに2ヶ月かかるんだ。

 

2ヶ月って・・

 

だいたい7週間。

 

 

7日×7週=「四十九日」

 

あ、「四十九日」って

こういう時間のこと?”

 

 

このとき、はじめて

「四十九日」というものを

見直しました。

 

 

みなさんも

こういう経験ありませんか?

 

 

なにげなく見過ごしていたものに

気づかされる瞬間(とき)

 

 

そして、この「四十九日」には

おもしろくて優しいしくみが

あったのです。

 

 

それは・・

 

(すこし長くなったので、このつづきは次回へ)

 

 

 

 

執筆者 | 22/02/17 (木) | コラム


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