唯一生き残った人類。

執筆者 | 22/05/01 (日) | コラム

宇宙からいかに人は生まれたか。 更科功著

 以前、サピエンス前史を読み、人類の歴史について学びました。

 その時から、人間以前の歴史(地球及び生命の歴史について)も知りたいと思っていました。

 さて、地球の歴史及び生命の歴史には諸説あります。本書の中では、ほぼ全て出来事に諸説があると言っても過言ではないかもしれません。

 この本を読む前まで、中々重い腰が上がらず先延ばしにしていました。

 内容が難しそうで読むのがめんどくさかったからです。

 

 現状、他の星で生命は確認されていないそうです。

 私は、他の星には生命がいないのに地球には生命がいるなんて奇跡的な出来事だと思っていました。

 そして、「地球で誕生した人類すごい!」なんて思っていました。

 しかし、本書を読むと、それは奇跡的な出来事ではなく、必然であると思いました。

 過去、700万年程前に確認されてから、現在まで約100種類程の人類がいたそうです。

 しかし、生き残っている人類は我々ホモサピエンスたった一種のみです。

 それ以外の人類は全て絶滅しています。

 私達は、進化の過程で唯一生き残った人類であるためにその後大きな繁栄を遂げています。

 数々の連続的な進化と絶滅を繰り返して、今の生命があるとわかりました。

執筆者 | 22/05/01 (日) | コラム


46 ビュー
1いいね!
読み込み中...