もしもあっちゃんに一冊の本を贈って良いのなら

執筆者 | 22/09/27 (火) | コラム

確かあれは、8月下旬のHRのこと。
あっちゃんから「メメント・モリ」という言葉が出たとき、
私はその言葉の存在すら知らなくて

「あー私はあっちゃんのこと、好きなもの、見てきたもの、

聴いてきたもの、まだまだ知らないこといっぱいなんだなー」

と 痛感しました。

先日の独演会の次の日、

アート鑑賞好き仲間のPGメンバーを誘って
恵比寿の東京写真美術館でやっていた「メメント・モリ展」に
足を運びました。

そこで

藤原新也」さんという写真家さんを知りました。

その展覧会ではたくさんの写真家さんの作品が飾られていましたが
この人の作品たちは

他と比べものにならないほど、鮮烈な印象でした。

展示を見終わったあと物販コーナーで
その藤原新也さんの最新の写真集を買いました。

世界中と、そして日本で
様々な人間の姿の中に垣間見えた「生き様」を

写真と、言葉で、「自分自身の生き様」に反映させて
紡いだ一冊の本です。

その中に、展示で見た作品のなかでも
私がとくに印象に残っていた写真作品も掲載されていたので、
作品タイトルと共に2点だけシェアします。
(本のページを撮った写メですが)


作品タイトル「水はバイブルである」


作品タイトル「寿命とは、切花の限りある命のようなもの」


あっちゃんは時々
「自分と似た人物がわからない」

というようなことを言いますね。

確かにそうだなあと日々思います。
あっちゃんはどの職業にもどのカテゴリーにも属さない人だなあと。

でも、この藤原新也さんとは何か奥底で通じるものがあるような気がして
わたしはなりません。

40歳のお誕生日、もしもプレゼントを贈っていいなら
わたしはこの本を贈りたい。

もしご興味あったら、手に取る機会があれば、ぜひ開いてみてほしいなあと思いました。

※エドワード・ゴーリーのトラウマのようにはならない本というのは自信をもって保証します笑

改めまして

あっちゃん、お誕生日おめでとうございます。

これからも自身の人生のページを重ねていく姿を楽しみにしています!

2020年6月入会 さがんちあき


このコラムでご紹介した人物情報参考URL
ウィキペディアURL

今後の展覧会情報
世田谷美術館サイトURL

紹介した写真集情報
hontoサイトURL


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