「終の棲家」という言葉がある。
〜これから死を迎えるまで生活する住まいを意味する語~
私にとってprogressは「終の棲家」である。
いや、「終の棲家」にしようと思っている。
私は51歳で、住まいはあるが、独身なので家族はいない。
私の二つ名は「永遠の文学青年」である。
ただひたすらに、文学青年として生活し、死んで行きたいと願っている。
YouTube大学でサイモン・シンの『フェルマーの最終定理』を観た時、こんな娯楽がありうるのかと感嘆した。最高峰ではあるが、やや難しい部類のノンフィクションが、誰しもが楽しめる大衆性を保持し、高度な内容を失わず、派手なショーのようなエンターテインメントになりうるとは思いもしなかったのだ。
中田敦彦とは何者なのか?
progressに入れば中田敦彦と交流を深める可能性があるのだろうか?
一日ルーティンの動画で、Zoomに複数のメンバーたちが写っているのが見えて、こうしたオンラインでの交流があるのなら、一か八か交流の機会もありそうだ、と考えた。
よし、入学しよう。
入ってみると、想像を凌駕する物量で、中田敦彦が充満していた。
毎日のHRという形式で、授業という形式で、
そして、私には、あっちゃんとオンラインで対話をする機会が数回あった。
特に、文学作品、文学関連の授業のときに、度々、お話をさせて頂いた。
HRにZoomで参加したときに、ドストエフスキーの『悪霊』の文庫本をこれ見よがしにアピールしたのも、あっちゃんに拾ってもらったりもした。
そうか、、分かった。
ここが、progressが、「終の棲家」だ。
全身に染み込んだ「文学」という要素、その全てを、progressに捧げよう。
もちろん、これは私の個人的な「何か」でしかなく、「利他的」でもなければ、「公共事業」にも程遠いのかもしれない。それでも地道に、永遠の文学青年として、この終の棲家で生きていこう。