progressと私

執筆者 | 22/11/13 (日) | コラムコンテスト

「終の棲家」という言葉がある。
〜これから死を迎えるまで生活する住まいを意味する語~

私にとってprogressは「終の棲家」である。
いや、「終の棲家」にしようと思っている。

私は51歳で、住まいはあるが、独身なので家族はいない。

私の二つ名は「永遠の文学青年」である。
ただひたすらに、文学青年として生活し、死んで行きたいと願っている。

YouTube大学でサイモン・シンの『フェルマーの最終定理』を観た時、こんな娯楽がありうるのかと感嘆した。最高峰ではあるが、やや難しい部類のノンフィクションが、誰しもが楽しめる大衆性を保持し、高度な内容を失わず、派手なショーのようなエンターテインメントになりうるとは思いもしなかったのだ。

中田敦彦とは何者なのか?
progressに入れば中田敦彦と交流を深める可能性があるのだろうか?

一日ルーティンの動画で、Zoomに複数のメンバーたちが写っているのが見えて、こうしたオンラインでの交流があるのなら、一か八か交流の機会もありそうだ、と考えた。

よし、入学しよう。

入ってみると、想像を凌駕する物量で、中田敦彦が充満していた。
毎日のHRという形式で、授業という形式で、

そして、私には、あっちゃんとオンラインで対話をする機会が数回あった。
特に、文学作品、文学関連の授業のときに、度々、お話をさせて頂いた。
HRにZoomで参加したときに、ドストエフスキーの『悪霊』の文庫本をこれ見よがしにアピールしたのも、あっちゃんに拾ってもらったりもした。

そうか、、分かった。
ここが、progressが、「終の棲家」だ。

全身に染み込んだ「文学」という要素、その全てを、progressに捧げよう。
もちろん、これは私の個人的な「何か」でしかなく、「利他的」でもなければ、「公共事業」にも程遠いのかもしれない。それでも地道に、永遠の文学青年として、この終の棲家で生きていこう。


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