progressと私

執筆者 | 22/11/15 (火) | コラムコンテスト

私は会話をするのが苦手なのかもしれません。

Zoom交流会やラウンジ/MetaLifeなどでしゃべる時、私は毎回ワキ汗が止まらなくなります。
また、会話をしているとだんだんとHPが削られて行く感じがして来て、ある時ふと

「なんで私はこの人と話をしているんだろう……」

という状態に陥ったりすることもあります。
ですが、私は出来る限りZoom交流会や、MetaLifeに参加しようと試みています。

 

なぜこんな軽いパニック状態になってまで、交流しようとしているのか。
それは

「ときどき、おもしろいことが起きるから」

です。
そんな理由かい!って思う人もいるかもしれませんが、私にとってこの「ときどきおもしろことが起きる」というのは、多少の痛みを伴ってでも、行動する価値がある、れっきとした理由だからです。

 

ある日、テレビを何の気なしに見ていたところ、ジャーナリストの方が生前、学校でおこなっていた公演の様子が流れてきました。
その人は子供達に対してこう語りかけていました。

「生きていれば、ときどきおもしろいことがある。だから、生きてほしい」と。

「生きていれば、ときどきおもしろいことがある」

まったくもってその通りだなと思いました。
「命あるものいつかはついえる」「時間は元には戻らない」、それらと同じくらい間違いない事だなと思いました。

 

だから私は胸を張って言えます。
「そろそろ、ブレイクアウトルームに分けますね」と言われるたびに「ブレイクしないで~。大人数の中の一人でいさせて~」と心の中で叫ぼうとも、MetaLifeでインターホンを押そうかどうか迷い、結局1度もインターホンを押せずにいたとしても、私はなるべく交流会に出続けますし、MetaLifeへと赴きます。
なぜなら

「ときどき、おもしろいことが起きるから」

私は今、生きています。

執筆者 | 22/11/15 (火) | コラムコンテスト


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