progressとわたし

執筆者 | 22/11/22 (火) | コラムコンテスト

 

とにかく衝撃だった。

初めてYouTube大学を見た日のことを

今も忘れない。

 

その頃私は新たな挑戦をし、

大きな挫折したところだった。

戦すること自体を全否定され、

何年もかけてコツコツ積み上げてきたことを

一瞬でぶち壊されたところだったのだ。

 

40代はどうやって生きていけばいいですか?」

そんな頃、糸井重里さんとの対談を見たのだ。

糸井さんのほぼ日が好きで、

その時40歳だった私は、そのタイトルに

すぅっと引き寄せられた。

 

気づけばほぼ日、いや、毎日中田敦彦。

progressに入学するのは必然だった。

 

それは、私の人生において渇望していたもの。

尊敬できる師、信頼できる仲間。

「人は何者にでもなれる、いつからでも」

この言葉が心をぐっと掴んで離さない。

 

36590分繰り広げられるHR

授業、トークチャンネル。

圧倒的な情報量と、

追いつけないほどの目紛しい進化。

pgメンバーの多様な人間模様。

 

あっという間に

この強くて優しい沼にハマって

温かいぬかるみを手探りで進んでいる。

 

挫折し迷走していた私は、

毎朝のHRで色々気付かされた。

これでよかったんだ、これじゃダメなんだ。

 

まるで人生の答え合わせをしているような感覚だ。

 

煌びやかな遠くの異世界で生きる、

画面の向こうのあの人の、

時折さらけ出す人間らしさは

私に安堵と不安、希望と絶望、

そして勇気を与える。

 

出会いたい、繋がりたい。

という人としての本能、欲望に抗って生きてきた。

怖がっていた、とも言えるだろう。

そして今も、怖いと思っているのだ。

しかし、進むべき時が来た。

もう1人じゃない。


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