私がPROGRESSに入学したのは昨年の9月27日、奇遇にもあっちゃんの39歳の誕生日だった。翌日のHRでその事実を知ると同時に、PGミュージカル部で「レ・ミゼラブル」の企画が進行していることを知る。大学時代、演劇部だった私はすぐに興味を持ち、ほんの少し見学しようとしたつもりが、流れに任せて企画に即参加。コーラス学徒隊として、ミュージカル部の仲間と共に六月暴動で共闘した。これが私のPROGRESSのスタートであった。
その年の11月にはシステムエンジニアの転職を目指し、プログラミングスクールにて学習をスタート。知識ゼロからの学習は想像以上に険しく、後半になるにつれてハードルが高くなり、最終の卒業課題では与えられた期日に間に合わないのではないかと危惧された。それでも不明点を積極的に質問・確認を繰り返して問題解決策を引き出し、期日内に卒業課題を完成。5月半ばに無事にプログラミングスクールを卒業することができた。その2週間後の5月27日には29歳の誕生日を迎え、念願のあっちゃんとHRでの対話が実現。「グランピング事件」でPGが揺れ動く中、あっちゃんが笑顔で頷いてくれたことは忘れられない。これがHRで最後のバースデートークとなった。その3日後には自身が企画・演出を務めた「語り合おう」のMVを制作発表。PGで得た「繋がり」を更に広げていきたい思いを、ミュージカル部の仲間と共に共有することができた。
プログラミングスクールを卒業してから転職活動を開始して3ヶ月後、都内IT企業4社から内定をいただいたが、全てお断りさせていただいた。年齢も考慮して、体力的に見合わないと判断したためだ。再度ゼロから転職活動をリスタートさせ、現在都内IT企業2社より最終面接を控えている。ここまで来れたのも断言できる。「PROGRESSのおかげだ」と。最後の20代の集大成をかけて宣言したい。