progressと私

progressと私

第一回中田敦彦独演会。池袋の待機列、螺旋階段を降りながら私はひどく後悔していた。池袋の螺旋階段は同窓会のような賑やかさだった。お互いをニックネームで呼び、近況報告をしあっている。マスクの下が笑顔なのがすぐにわかった。それまで中田さんしか見ていなかった私には、誰がどんな活動をしているのか全くわからず、ただただスマホを見ながら待機するしかなかった。 2021年8月に入学し、毎日HRを見れることが幸せだった。授業収録を、トークチャンネルをzoomで見れる。当時はそれだけで充分だった。 独演会が終わり、原液を全身で浴びた私はこの感情を共有出来...