オーディションの過去と未来 〜強くて優しい世界の大会の可能性〜

オーディションの過去と未来 〜強くて優しい世界の大会の可能性〜

「武器は落ちてきた道に落ちている」過去自身の中での成功体験や達成感があった経験を活かすことで、中田敦彦は今も輝き続けている。しかし今回注目したいのはサブタイトルである。「過去を否定せず振り返る 全てのヒントはそこにある」“過去”の中には、思い出したくもないの失敗や後悔がたくさん転がっているだろう。 progressに入学する前からつい先日まで、ミュージカル女優を目指して毎日ダンスと歌をしていた日々は忘れたい過去だった。オーディションに落とされるのは、好きな人に振られる以上に辛い。「あなたの存在はいらない」とまるで言われているようで、自...
progressとわたし

progressとわたし

全てを失った日。表舞台に立てなくても芸能と関わっていたいという一心で、コロナ禍の就職難の中転職したはずの芸能事務所での仕事を半年で退職、結婚話が出ていた恋人にフラれ、東京での一人暮らししていた住居の更新も過ぎていた。私は何て弱くて無力な人間なのだろう、こんな私がこのまま生きる意味はあるのか?自分に問いかけても答えは出ないまま。そんな時、画面の中にいた中田敦彦が言った。 人は何者にでもなれるいつからでも。 この一言で、私はまだこの世界で生きる希望を失いたくないのだと気づいた。現代社会や哲学の授業を通して、「無知の知」と「自分の価値観」を...