「おばあちゃんみたいな存在でいたい」想いを綴るコラム#1

執筆者 | 21/09/13 (月) | コラム

皆さんこんにちは。
2020年9月入会の間宮まさかずです。

PROGRESSメンバーの多様な魅力に焦点を当て、活動の裏側にある想いを綴るコラムです。

今回は、たけいしやすえさんに、子育てに関する事、そしてその想いを胸に今新たに挑戦されている取り組みについて、お話しして頂きましたので、僭越ながらその内容をご紹介させて頂こうと思います。

たけいしさんプロフィール
  たけいし やすえ(すーちゃん)
  2020年8月入会、クラスはウォルクス。
  現在は佐賀県在住、ご職業はリハビリ助手。
  PG子育て部、PG起業ビギナー部、PG医療情報部などに所属。
  ご家族の転勤の為、これまで6度の引っ越しを経験される、3人のお子さんのママ。

 

 

──PG子育て部の発足のきっかけを教えて頂いても良いですか?

たけいし:はい。
以前PROGRESS TVで配信されていた【子育てママトーク】という番組があったんですけど、私それがすごく好きだったんです。毎回、子どものおもちゃの事とか、テーマを絞って配信されていて、私もそれを見ながらすごく励まされていました。

そこから、子育てについて話をする交流会「子育てZOOM」をやってみたいという話になったのが最初ですね。私もTV配信で子育てZOOMの告知をしたりしていました。そういう事がきっかけになって、大森あいさん(もあさん)と一緒に子育て部を作る事になったんです。実は私も最初は「参加させてもらってる」っていう感覚でした(笑)

とにかく、今ではたくさんの方が参加して下さる部活動になっていて、とても有難く思っています。

──そうだったんですね!

たけいしさんは、子育て部の交流会をたくさん開催していたり、皆さんの困り事を拾い上げてスレッドを立てたり、すごく積極的に動いていますよね。
ほんとすごいなぁといつも思うんですけど、何か意識してる事ってありますか?

たけいし:そうですねぇ。
うちの子供がまだ0歳の時に、初めて地域の子育て支援センターに子供を連れて行ったんですけど、なかなか上手く交流が出来なかったんですよね。私自身がコミュニケーションが苦手だったのもあるかもしれないんですけど(笑)
でも、話しやすい雰囲気作りってもっと上手く出来ないのかなと感じてはいました。

だから逆に、子育て部は話しにくい場所にしたくないな、って思ってます。今は、ZOOMやスペシャルチャットというサービスを活用して交流をしながら、私自身は、子育て支援センターで話を聞いてくれるおばあちゃんみたいな気持ちで、皆さんのお話を聞いてるんです(笑)

──(笑)

たけいしさん自身の経験が今の交流に活かされてるんですね。

たけいし:私としても、気軽に皆さんと関われる場所があるので、すごく有難いです。

 

 

──PG子育て部の企画で、「旅する絵本」というのがありますよね。あの企画はどういう想いで始められたんですか?

たけいし:PROGRESSメンバーには、海外や、日本の色んな地方にお住まいの方がおられて、本当に多言語のコミュニティだな、面白いな、と思っていたんです。
それに、引っ越し経験が多いのでこれまで色んな方言に触れてきたという事もあって、子ども達にも色んな言葉に触れる機会があると面白いかなと思ったんですよね。

それで、最初に浮かんだのが、1冊の絵本を多言語に翻訳したり、色んな方言に言い換えたりして、子どもに読み聞かせをする、というアイデアだったんです。

──なるほど!だから「旅する絵本」なんですね。

たけいし:でもそのアイデアは、絵本の著作権の問題で断念しました。実際に動いて調べてたんですけど、著作権料を聞いた時、想像以上に高額で、泣きましたよ(笑)

そこで、オリジナルで絵本の内容を考えて、子育て部で「一緒に読んでくれる人いますか?」と募ったら、多くの方が賛同してくれて、その時はとても嬉しかったです。

──なるほど〜。私もこれまで2回参加させてもらいましたけど、子供と一緒に動画撮影すること自体が新鮮で、NGカットも含めてとても良い思い出になりました。

たけいし:わかります!私も何テイクも撮り直してました(笑)自分たちで言うのも変ですが、良い企画でしたよね。動画を見て下さった方からも、次回は参加したいとたくさんおっしゃって頂けて嬉しかったです。

 

 

──たけいしさんは今、「子育てガイドブック」に関するホームページを立ち上げようとされてるそうですね。

たけいし:そうなんです。
この話はPROGRESS入会前までさかのぼるんですけど、わが家は転勤族という事もあって、私自身なかなか友達が作れずに結構子育てに孤独を感じる事も多かったんです。そんな時に、家でYouTube大学を見始めてすごくハマっちゃって。そこで改めて、「本って面白いな」と思ったんですね。

そして色んな本を読んでいた時に、『子どもはイギリスで育てたい!7つの理由』(浅見実花・著)っていう本に出会ったんです。 

その本では、イギリスで妊婦の方に配布されている「子育てガイドブック」を紹介しているんですけど、「母親らしくなくていい」とか、「子供への愛情は、学んで成長させる事が出来る」って書かれてて、すごく肩の力が抜けたんですよね。

子供への愛情って、妊娠中から持っていなきゃいけないものだと思いがちじゃないですか?だけど、子どもが泣き叫んでる時、それをストレスに感じていまう自分もいて、辛かったんですよね。だから、この本にはすごく気持ちを楽にしてもらいましたし、同時に、私もその「子育てガイドブック」を自分で読みたい、そしてそれを日本で広めたい、と思うようになりました。

そしてこれは入会前には全く想像もしていなかった事なんですけどね、コーチングをしているメンバーのお陰もあって、その本の著者に連絡をする事が出来たんです。その結果、ガイドブックの入手方法も教えてもらえました。

──えー!それはすごい!

たけいし:コーチングを依頼したつね岡ひろ人さん(つんさん)との出会いにもとても感謝しています。
今は、さらにPG起業ビギナー部の皆さんの力も借りながらホームページの作成に取り組んでいて、本当に、たくさんの方のお陰で前に進ませてもらっています。

とは言え、PG子育て部の中では、この考え方を浸透させようというつもりはなくて、ただ皆さんが交流できる場所を作りたい私は裏方でいたい、というのが1番の想いです。

──いや〜、今日の話を聞いただけでも、たけいしさんが将来子育て支援センターのおばあちゃんみたいになってる姿、想像できますよ(笑)

たけいし:心はもうおばあちゃんになってるかもしれません(笑)

──(笑)
いや~素敵なお話でした。たけいしさん、ありがとうございました。

 

あとがき~このコラムへの想い~

 間もなく、わたしがPROGRESSに入会してから1年が経ちます。

 もともとPROGRESSには、中田さんの魅力に惹かれて飛び込みました。しかし、入会してから少しずつ、もうひとつの魅力に気づかされたのです。それは、住む場所も、年齢も、職業もスキルも夢も、本当にさまざまな魅力あるひとたちがここにはたくさんいる、ということ。

 いま、PROGRESSは、約5900人の集まりとなりましたが、これが社会の縮図であるのならば、これまでわたしが見てきた社会とはどれだけせまい意味での社会であったのか、思い知らされたりもしています。

 そしてわたしは、そんな、入会しなければきっと出会うことのなかった多くのひとたちの、これまでの歩みや、挑戦や失敗の裏側にある想いの中にこそ、たいせつな学びがあると感じ始めています。混沌を泳ぐ中田さんの姿から、いつも多くのことを学ばせてもらっているからかもしれません。

 このコラムは、半分は自分の学びのため、もう半分は、読む方にとっても、なにかそっと背中を押されるような、気づきをえられるようなものを書いてみたいという想いで、書き始めました。独りよがりな部分があったり、不定期な投稿になったりもするかもしれませんが、継続して投稿することをここに記録しておきます。今後とも、よろしくお願いいたします。

 最後までお読みいただき、ありがとうございました。

間宮まさかず

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