カミングアウトしたいことがある。
学ぶことが大好きなプログレスメンバーの皆様にお伝えするのは非常にお恥ずかしい話だ。
私は、本を読むことが苦手だ。
私は、小学校から高校まで、国語と英語の成績は、とても良かった。
だから語学が苦手ということではないと思う。
なのに、本が読めない。
なぜだ?
私には三歳年上の姉がいる。
姉は、有名私立大学の国文科を卒業し、公立図書館で図書司書として勤務していた。
いわゆる「本の虫」だ。
姉は、いろんなジャンルの本を読み漁り、真理を追い求め深く考え、もがいているようだった。
私には、姉は、行き過ぎた本まで読んでしまって、頭が錯乱しているような状態に映った。
結果、姉は、鬱病に冒され、職場での人間関係がうまくいかず地方上級公務員という職を自ら捨てることになった。
私は、そんな、姉を反面教師にしていた。
私は、ビジネス書以外、あえて本を一冊も読まなくなった。
好きな音楽やアートやスポーツに没頭した。
あっちゃんの「文豪の死に様」という本の紹介でもあったように、天才と呼ばれる文豪たちは、ろくな死に方をしていない。
ろくでもない死に方をしている人たちが書いた本を、なぜみんな崇め奉っているのだろう?と不思議でしょうがなかった。
探究を極めれば、必ず輝かしい真理なるものが見つかるのだろうか?
ムダだ。
ありもしない真理を追い求めることは。
私の潜在意識には、姉の鬱病のトラウマが深く刷り込まれていた。
私の社会人としての人生は、当初、本なんか読まなくても、それなりには、うまくいってた。
職場にもプライベートなパートナーにも恵まれていたような気がする。
そんな中、大きな試練が私を待ち構えていた。
私が、事実婚をしていた女性との壊滅的な破局だ。
ただ、この破局の詳細は、ここでは割愛したい。
「なんでやねーん。壊滅的な破局が、一番、味出るとこやろー。」と皆さんのツッコミが聞こえる。
ただ、ここを深堀りするとドストエフスキーの「罪と罰」くらいの長さと重さになりコラムの趣旨が完全にねじ曲げられてしまう。
このネタは、とっておきたい。
本当に困ったら、小説にしたいと思う。
何しろ人生を一変させるくらい衝撃的なインパクトを与える破局だったことだけお伝えしておく。
つまり、永遠のパートナーと思っていた人が突然いなくなった。
勤めていた会社の職場環境は、恵まれていた。
しかし、私には、全く向いていなかった。
私の父は、自営業者で、その背中をみていた私は、そもそもサラリーマンになるつもりが全くなかった。
長く続けるつもりはなく、勉強のつもりで就職した。
就職していた企業は、親方日の丸の大企業だった。
極端な話、何もしなくても十分なお給料はもらえた。
居心地が良すぎて、やめるにやめれなくなってしまった。
仕事自体に全く生きがいを感じていなかった。
特にパートナーとの破局後、仕事もうまくいかず、出世もできず、生きる屍のようなサラリーマン人生が続いた。
パートナーとの別れがあり、生きる屍状態が続く中、真剣に自分の人生について考えた。
自分だけの知恵ではどうにもならない。
人間は、放っておいたら必ず失敗する生き物だ。
失敗も含めて先人からちゃんと学んで実践しよう。
私は、人生について苦手だけどいろんな書物を読み漁った。
そして、先人の教えを乞うた。
そして自分なりの生き方と願望を見つけた。
まず自分の健康を大切にする。
家族、友人、そして近しい人々に常に感謝の気持ちを持って接し、与えることに徹する。
三方よしの精神で仕事を全うする。
誰からも束縛されず完全に経済的に自立する。
興味・関心・知的好奇心を追求できる時間を思う存分にもつ。
そのために人生理念・ビジョンを確固たるものにし、目標を設定し、計画し、日々愚直に実践した。
するとどうだろう?
面白いように全てが好回転し出した。
私は、毎日最低30分間は、筋トレをする。
毎週2キロの水泳と3時間のサイクリングは、欠かさない。
タバコは吸わず、お酒は週2回の休肝日をもうけている。
親や姉には毎日電話をして、週1回、用がなくても大阪から京都に会いにいく。
姉の鬱病は、一緒にいろんな病院を周り適切な薬を処方してもらったことで生活に全く支障ないほどに回復した。
自分にとっても会社にとっても利益が少ないと感じ、会社は、やめた。
不動産賃貸業をとワインコンサルティング業の会社を立ち上げた。
三方よしの精神で仕事を全うした。
働かなくてもよい状態まで持っていけ不動産賃貸業でFIREできた。
ワインコンサルティング事業は、お客様に喜んでいただけ自分も楽しい仕事だけに絞り込めた。
毎日、ワイン、ウクレレ、料理、絵画、プログレスの活動など制限なく自分の楽しみを追求する時間が十分できた。
平日も土日も関係なくなり、義務としての時間割もない。
「人は変えられない、変えられるのは自分だけ」という法則を愚直に実践した結果、人間関係の悩みは、全て解消した。
「なんだ~。単なる自慢話か~?」とのツッコミが聞こえる。
はい。その通り自慢話だ。
私は、パートーナーとも壊滅的な破局を経験し、会社では、生きる屍状態が長年続いた。
こんな私でも、先人に学び、計画を立てて、日々実践することで、ほとんど全て自分の願望通りに生きれる人生にたどりついた。
誰でもちゃんと学び、計画を立て、愚直に実践すれば、自分の願望をしっかり満たすことができるようになる。
もし、自分の人生を自慢できない人がいたら、その人に言いたい。
こんな、私にもできたのだから、あなたにもできる!
ただし、私には、新たなパートナーは、まだ見つかっていない。(汗)
私は、いまだに本を読むのが苦手だ。
だから、あっちゃんに代わりにいろんな本を読んでもらっている。
大人なのに、本が読めない。
寝る前に毎晩、読み聞かせをしてもらっているお子様状態だ。
社会・時事、ビジネス・仕事、人間関係・心理、健康・医学、お金・投資、漫画・アニメ、文学・芸術、世界史・本史などなど。
どれも、人間が生きていくのに欠かせない本たち。
結論として、皆さんにお伝えしたいことは、ただ一つ。
学びが、一番大事だということ。
多くの人が、重要でもなく緊急でもないこと、緊急だが重要ではないこと、緊急かつ重要なことに一日の大半を費やしてしまう。
私もそうだった。
学びは、緊急ではない。
しかし、最も重要なことは、学び続けることだ。
だから、学びの時間を何よりも優先すべきなのだ。
学びは、緊急ではないが故に、みんな、ついつい後回しにしてしまう。
人間は、放っておいたら必ず失敗する生き物だ。
例えば、無知がゆえに緊急でないからといって解決すべき問題を放っておいたとしよう。
その問題は、ある日突然、緊急な問題に変わり、解決できない重大な問題になってしまうことがある。
それが、私の場合でいえば、壊滅的なパートナーとの破局だった。
世界中の為政者が、学びを最優先に考え、先人の知恵を最大限に活かし世の中の調和を目指してゆけたなら、「戦争」という大失敗を繰り返すことはなくなるのかもしれない。
あちゃんは、いろんな課題に直面した時、自分の考えだけで、判断しない。
いろんな本を読んだ上で熟考し、人に聞いて、判断し、即行動に移す。
間違ったと思ったら、前言撤回をして、また学び直す。
尊敬に値するサロンオーナーだと思う。
私は、あっちゃんを勝手に私のメンターと位置づけている。
なので、よほどのことがない限り、全てのホームルームと授業観覧をリアルタイムで受けている。
ホームルームにしても授業にしても、すぐに役立ったり儲けに繋がることは、ほとんどない。
でも、あっちゃんの一つの言葉や一つの授業が人生を変えるパワーを発揮することがある。
私は、学び続けているからこそ、今、人間関係の悩みが一切なく、効率的に動け、健康で経済的に自立しており、完全に自分の時間をコントロールできている。
時間をコントロールできる人は少ないと思う。
でも、学びを最優先におくことによって、その人の生き方は、いつからでも、どうにでも変えることができる。
真理は、いくら学び探究しても見つからないのかもしれない。
戦争は、人類が終わるまで続くのかもしれない。
でも、一つの幸せを見出し、一人の命を守ることは、学び続けることできると思う。
あちゃんは、難しくても、興味がない本でも優しく翻訳してくれる。
あっちゃんは、本を通じて私を楽しく自由な世界に連れて行ってくれる。
私にとってYouTube大学とは?プログレスとは?
食べればあらゆる言語を自国語と同じように理解できるようになるドラえもんのひみつ道具「ほんやくコンニャク」であり、いつでもどこにでも連れて行ってくれる楽しいガイド付きの「タケコプター」だ。