番組表に新機能「キュレーションタグ」を実装しました!

執筆者 | 21/12/02 (木) | コラム

こんにちは、石井理(いしいさとる、2020年7月入会、アリスカーナ)です。

はじめに

今回は、「PROGRESS内でメンバーが発信している個々の点を繋いで、線にしてみませんか?」というご提案をさせてください。

これまで何人もの方々が嘆かれているように、とにもかくにも、facebookというプラットフォームは、フロー情報の流れが早い早い

折角のメンバーによる渾身のLIVE配信や動画作品も、あっという間に流れ、タイムラインの彼方へ沈んでいき、そして埋もれてしまいます。

点で数えてみると、PUBLICの「TV番組表」には、すでに1万点を超える配信が登録されています。

「PROGRESS TV」グループページ内には一体、何万点のコンテンツが存在しているのでしょうか。

そりゃ流れるし、埋もれますよね。

しかし、埋もれてしまったコンテンツは、すなわち皆さんの才能です。

このまま放っておくのは、あまりにも、もったいない。

そこで、番組表に「キュレーションタグ」機能を実装してみました!

「TV番組表って何?」という方へ

ここの部分は、番組表の全てを把握しているわけではないという方に向けて書いています。

常日頃から使いこなしてくださっている方は、読み飛ばしてくださって結構です!

自分はどっちだろうと悩んでいる方は、「番組表の機能について」の部分だけサッと目を通してください!

そもそも番組表とは

「TV番組表」は、方波見さん(PROGRESSスタッフ・PUBLIC管理者)のご発案により始まったプロジェクトです。

また、寄付型クラファンというものを立ち上げてくださいまして、皆様からのご支援を賜ることによりローンチされるに至りました。

そして、現在の番組表ができる前までは、Tさんや有志のメンバーが中心となってスプレッドシート版番組表を作成・運営してくださっていました。

現行版の番組表が軌道に乗っていく日々は、今考えてもワクワクドキドキの塊で、脳味噌が沸騰するほど興奮していたのを、今でもありありと思い出します。

それもこれも、みんな方波見さん、Tさん、そして陰徳を積まれてこられたメンバーの皆様方のおかげだと思っています。

改めて、心よりお礼申し上げます。

番組表の機能について

まず、「番組表」と聞くと、テレビガイド的な何か(これから放送されるテレビを宣伝する媒体)を思い浮かべる方が多いと思うのですが、「PUBLIC TV番組表」には現在、以下の機能が備わっています。

  • TV LIVE配信告知

何月何日何時から「〇〇」という配信を行うよー!…というのを宣言する場であり、ここからTwitterにシェアすることができます。

  • アーカイブリンク集

配信終了後にアーカイブリンクを設定することで、サムネをクリックするとすぐに再生することができるようになります。
見逃し録画のような気分でお使いいただけます。

  • 投稿動画リンク集

動画作品も登録すると、サムネクリックで動画再生ができます。
ケーブルテレビのオンデマンド動画や、YouTube動画のような気分でお使いいただけます。

  • 個人ページに項目別活動履歴表示機能(※ この部分、今後もう少し拡充します)

メンバー個人のページでは、上記の登録事項が、「Introduction」「動画投稿」「LIVE配信」「スタッフ参加」という項目に分かれて表示されます。
ご自分の活動履歴がひとつのページに纏まっていますので、ご自分のURLをTwitterやfacebookの概要欄に置いておくといいかもしれません。
(※ 今後、ここの部分をもう少し拡充していきます)

「キュレーションって一体なんなのさ?」

さて、ここからが本題です。

「キュレーションタグ」と聞くと、何やら難しそうな、賢そうな感じがするかもしれません。

本質的にはなんのことはない、ニコニコ動画の「タグ」と同じような機能です。

ただ、それにしても「タグ」の2文字で、これによって何がしたいのかということの全てを表現できるわけでもありません。

ここはやはり「キュレーション」というものについて真正面から説明させてください。

たとえば、ある博物館に所蔵品が1万個あるとして、それが50音順で無機質に並べて展示されていたらどうでしょう

入場者であるあなたは、きっと首をひねったまま出口まで歩き続けますよね。

せめて作者別とか、地域別とか、特定の事件にフォーカスしたものとか、なんらかのくくりが欲しいと思うはずです。

なので、クオリティの良いものを選別することはもちろんながら、それらを整理して、一連の文脈とともに提示するのが博物館や美術館職員の行うキュレーション作業です。

博物館・美術館では、「印象派」と呼ばれる絵画を時代・作家別に分類して展示する企画があれば、世界中のお祭りに使われる仮面をモチーフごとに分類して展示する企画もあります。

これは、博物館・美術館の比喩を使った、キュレーションの説明です。

番組表でもこれを応用して、過去の配信・動画作品を特定のテーマ(キュレーションタグ)のもとに分類することができたら、検索性・一覧性がアップして、必要な情報が見つけやすくなるのではないでしょうか。

また、一点一点を点として楽しむだけでなく、各点を線の中の一点としてみることにより、流れやつながりの中で楽しむことができるのでは…と考えています。

具体例

サンプルとして「アリスカーナ企画」というキュレーションタグを作ってみました。

この場合は配信タイトルに「アリスカーナ」と入っているものばかりなのですが、他にもたとえば、以下のような配信・動画作品に共通のタグをつけるといいかもしれません。

  • PROGRESSにとって公共性の高いもの
  • ビギナーさんにとって役立つもの
  • 自分の推しメン関連配信を集めたもの
  • ニコニコ動画みたいに「もっと評価されるべき」など

その他にも、自由な発想でタグをつけてみていただけると嬉しいです。

おわりに

今日のホームルームで、中田さんが日頃から話題になっているTV配信などをチェックし、PROGRESSメンバーの中から一緒に仕事をする才能を探しているというお話がありました。

メンバーの皆さんも同様に、一緒に何かをするための仲間が見つかったら、PROGRESSをより一層楽しめると思います。

どうでしょう、みなさんのキュレーションにより、PROGRESS内で発信されている重要な情報、素敵な作品、意義深い考え、一連のストーリーなどを、脈絡をつけてわかりやすく整理してみませんか?

これにより、メンバー皆さんの才能を、もっともっと見つけやすくすることに繋がったら最高です。

ではまた!

執筆者 | 21/12/02 (木) | コラム


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