「PUBLICコラム」1周年。いつもありがとう。

執筆者 | 22/04/12 (火) | コラム

私はPUBLICのコラムが好きです。

PROGRESSに入るまで、文章をアウトプットし誰かに見てもらうなんて、仕事のメールくらいしかなかった私。しかし、この「PUBLICコラム」というプラットフォームがPROGRESSに誕生したおかげで、自分の中の新しい「好き」を見つける事ができました。
改めて、この場所に感謝を伝えたいと思います。

その上で、PROGRESS PUBLICやコラムの進化の過程も、ただのコラム好きメンバーとして何度もこの場所に足を運びながら見てきました。

今日はPUBLICコラムの変化の過程を自分なりに振り返ってみたくなったので、記憶を頼りに書いていこうと思います。
かなりアバウトな記憶ですし、私が気付いていない細部の変更もたくさんあったはずです。あくまでも、個人的な記憶と気付きの中でのピックアップになりますことを、あらかじめご了承ください。

テキストでの発信の場を作りたいという声

私が入会した2020年9月、まだこの場所は存在しませんでした。
当時中田さんは、PROGRESS本体ページで【中田日記】というしっかりめの文量での発信をされていて、私も中田さんの文章を読めるのが嬉しかったので、好んで感想コメントを残していました。
そんな中、中田さん自身も、PROGRESSに文章を書きたい人向けのプラットフォームが無い事に言及していましたし、PGメンバーの中にも、テキストでの発信の場があると嬉しい、という声を時々目にする事もありました。現在、PROGRESS公式noteを執筆されているくわはらまりほさんも、そのような提案をされていたのを覚えています。

PUBLICコラム誕生

そしてある時、現在のPROGRESS PUBLICがリニューアルされ、「コラム」というメンバーが自由に文章を投稿する事の出来る場所が誕生します。
過去のHRをさかのぼってみると、どうやら2021年3月の出来事でした。もう1年以上前のことなんですね。

PROGRESSに初めて登場した文章での発信の場。PUBLICトップページの見やすい場所にメンバーが投稿したコラムが表示され、閲覧数やいいね数のランキング表示もされていたので、メンバーに支持された記事がさらに見やすくなるようデザインされていました。

ランキングの表示のし方も、「最近のいいね!なコラム」「最近のオススメのコラム」など、表現を修正したり、ランキング表示すら廃止してみたりと、ただただ閲覧数の競争にならないよう、テコ入れをしながら試行錯誤されている様子が感じられました。メンバーの自由なテキストベースでの発信を盛り上げたいという想いと、数値の可視化によって生まれる弊害を緩和させたいという想いが入り混じりながらの、優しい試行錯誤のように私には感じられました。

コラムへのコメントとその返信も、開始当初は自分の投稿を自分で見に行かないと確認出来ませんでしたが、トップページに「最近のコメント」という表示がされている時期があったり、自分の投稿にコメントがあるとメールで通知が来るように設定が出来るようになったりと、利用者の利便性を、1つずつ実験しながら強化させている様子に何とも有難い気持ちを感じていました。

コラムは、自由な文章発信の場所。メンバーの日記や自己開示、エッセイのような柔らかい文章、思考や知識のシェア、創作したストーリーもあれば、配信やイベントの告知、部活動の活動報告、はたまた「混沌を泳ぐ」の第一話が先行公開され歓喜した事もありました。個人的には、「コラム」をきっかけに、「この人の言葉選びが好きだな」「この人の文章のリズムは心地良いな」「この人はいつも色んなメンバーを応援している方なんだな」「この人の意見は的を得ていて気付きが多いな」というように、たくさんのメンバーの才能や魅力を知ることが出来、私にとって、「コラム」はPGメンバーの事が好きになるきっかけが生まれる場所でした。きっとこれからもそうです。

PUBLICライター誕生

ある時、中田さんがHRでPUBLICのコラムの見直しについて言及されました。去年の11月末の事でした。
コンテンツも機能も充実しPUBLICの存在意義が日に日に高まっていく中で、メンバーの自由な発信・創作の場としての「コラム」がトップページに表示されるデザインが少しチグハグな感じがする、というお話でした。
PROGRESSのインフラとして、学級新聞的な存在として、必要不可欠な存在になったPUBLICの公共性をより高めるための提言だったと認識しています。

そんな中田さんの提案を受け、PUBLICはさらにアップデートされていきました。「公共性」という旗の下、PROGRESSに入会間もない方にとっても、PGを楽しみたいけど時間が取りづらい方にとっても、「昨日見れなかったHR見てみようかな」「このTV配信気になるな」と一歩踏み込んでPGを楽しみたくなる内容になっていき、中田さんが言及されたように、ますますPUBLICトップページの公共性が高まっていくのを肌で感じました。

去年の12月頃のPUBLICトップページの様子

(こちらは2021年12月頃のPUBLICトップページです)

さらにイラストやデザイン、グラフィックレコーダーなど、これまで無かった要素も学級新聞に加わり、文章のまとまりの良さに加え、内容が直感的に頭に入ってくる魅力的なコンテンツに進化を遂げています。トップページのデザインも、細かいテコ入れが頻繁に行われ、まだこんなに進化の余地があったんだと日々驚かされるばかりです。

ハートマークは「応援」の表明

直近の仕様変更として、コラムのハートマークを押すと、【応援ありがとう!】と表示されるように変わっています。小さな変更かもしれませんが、私は、とても大きな意味のある変更のように感じています。

「応援」という文脈でメンバーの発信を支持する仕組み。これこそが、ポジティブな発信の推進と、互いに応援しあう文化の醸成に寄与するシステムのように感じられ、正攻法かつ全体的な視野でのこのアイデアは本当に素晴らしいものだなぁと感銘を受けています。コミュニティに対する提案には、こんな風に、さりげなくも優しいアプローチのし方があるんだなと。


最後にもう一度、私はPUBLICのコラムが好きです。

文章を発信できる場所、という意味でも、進化の過程に見える「全体的な視座」を学べる場という意味でも。

これからも、いちコラム好きメンバーとして、この場所に足しげく訪れたいなと思っています。

どうにも拙い文章でしたが、最後までご覧いただきありがとうございました。
遅ればせながら、PUBLICコラム1周年、おめでとうございます。

文:間宮まさかず
(この1年で色々と投稿させて頂きました?)


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