progressとわたし

執筆者 | 22/11/22 (火) | コラムコンテスト

「認めてもらいたいなら バズよりも着実さ」

“HRで印象に残った言葉メモ”を見返している中で、この言葉が目に止まった。
メモの日付は2021年8月14日。

当時の私は、まだ生まれたばかりの3ヶ月半の娘を相手に日々格闘し、疲弊していた。

まとまった時間が取れず、HRのリアタイは難しい日が増え、アーカイブ中に何度も中断。

解消されることのない寝不足と葛藤の中、progressとどう向き合うのかを日々考えていた。

そんな中、あっちゃんがHRで冒頭の発言をされた。きっと色んな背景があっての発言だったのだと思うが、バズるエネルギーを持てていなかった私にとって着実さが評価される世界は希望だった。

私はHRが見れない日もTime & Topicsだけは読むことに決め、自分にとって重要と思ったところは時間を見つけて動画で確認。そして感想をコメントするという日々を繰り返した。

「いつか私もあっちゃんに選ばれたい。」

その想いを原動力としながらとにかく着実についていくことを考えた。

子どもが大きくなるにつれて、確保できる時間も少しずつ増えていき、色んな祭りに手を上げては玉砕しながら楽しんでいた。

そんな日々に突然転機がやってくる。
winwinwiiinのオープニングに出演するダンサー募集があったのだ。

学生時代からのダンス経験を活かして応募。ダンサーの1人として選んでいただいたときは本当に嬉しかった。

武器は歩いてきた道に落ちていると聞いてはいたが、まさか自分のダンス経験が活かせる日がくるとは想像していなかった。

チャンスはいつ回ってくるか分からない。
だからこそ、回ってきたときすぐに掴む準備をしていきたい。大事なのは特別な一手を打つことではなく、日々をどう過ごすか。私自身常に自分に言い聞かせ、これからも楽しんでいきたい。


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